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今までニコニコしてたジョングクさんが
急に真面目な顔になり、話し出した。
これで最後にするから、最後に言わせてって。
そして、私が待ち望んでいる
「好き」
という言葉をくれた。
それから、自分の手を私の手に重ねながら、言った。
「オレの彼女になってくれませんか？」
「はい……私を、ジョングクさんの彼女にしてください」
その瞬間、私の身体が宙に浮いた
「やべーーーー！超うれしいんだけど！！」
釜山タワーの下、ギューって抱っこされる
そして、私を下ろすと、ブレイクダンスのようなものをクルクル踊り出す。
そして、落ち着いたのか、また元のベンチに座ると、にっこにこの笑顔のジョングクさん。
「オレね、情けないけど、フラれちゃうと思ってた。
だから、これが最後の告白だと、思ってさ……
やべー
Aちゃんが、彼女になっちゃった」
子どもみたいなところがあるけど、
タワーのキレイなライトに照らされるジョングクさんは、
とても美しくて、
すごく嬉しそうに微笑むこの顔を私は忘れる事が出来ないと思う
東の空が明るくなってきて、
朝が来た。
いつも見ている太陽なはずなのに、昨日までとは全く違うものが昇ってきたような気がするのはどうしてだろう。
「釜山の太陽って、ソウルの太陽と同じですよね…」
思った事を口に出しただけなのに、大爆笑のジョングクさん。
「待って……マジでおバカちゃんなの？天然？
かわいすぎんだけど」
「そんなに笑わなくってもいいのに……」
って、私が唇をとがらせていると、チュッて、まさかの不意打ちのキスが来た！
え？
戸惑う私に、「もらっちゃった」っていたずらっ子みたいに笑う。
「ふぁ、ふぁー、ふぁー」
「ふぁーふぁーって何？笑」
「ふぁーすときすデス……」
私のそのひと言に、目玉が飛び出そうになるくらい驚くジョングクさん。
「え？え？え？
ファーストキスなの？マジ？
やべっ」
頭を抱えて下を向いている。
あー、やっぱり……この歳でそういう女、面倒なんだ…
落ち込みかけたその時ーーーー
「マジでやばい、ほんと、嬉しい。
Aちゃんのファーストキス、やり直し！」
そう言って
「A、好きだよ。本当に愛してる」
という言葉と共に、アツいキスがきた
朝日が眩しかった。
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みんと(プロフ) - 凛音サマ、ありがとうございます！もう少しお付き合いいただけたらと思いますꈍ .̮ ꈍ (12月1日 22時) (
レス) id: aad23d4636 (このIDを非表示/違反報告)
凛音(プロフ) - こういうタイプのお話が好きなので、更新を楽しみにしています！ (12月1日 3時) (レス) id: f2426a3f71 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みんと
| 作成日時：2023年11月11日 17時
