マンネの恋。 【 JK 】

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車の中で、たくさん話をした。





自分の事も。









それから、Aちゃんの事もたくさん知った。





日本での子供の頃の話から、
アイドルとしてすごい頑張ってる事、
好きな歌手、
好きなダンサーさん……





知れば知るほど沼にハマる。








アイドルとしての考え方とか、これから先の事、価値観…

共通の職業だし、
お互いグループのマンネだから、

話も共感できるところもたくさんあって、

本当に有意義な時間だった。







夜遅くて、疲れて眠いはすなのに、
なんだか夢中で話しこんじゃって、不思議と眠気もこない。






そうこうしてるうちに、本当に、釜山着。









南浦洞まで行き、車を停めて、釜山タワーのある公園へ。








さすがに、朝の4時じゃほとんど、人がいない。







「あまりにも夢中で話してるうちに、ほんとに釜山着いたんだけど……」




「ほんとに連れて来てくれて、ありがとうございます」





「釜山の夜景もいいでしょ〜」





「はい！

ジョングクさんの生まれた街、とても素敵なところですね」







ねぇ、そのオレを見つめる目……

その目に宿るものが、

オレと同じだって、

オレと同じ気持ちだって考えちゃうよ……









釜山タワーの下、

タワーからパワーをもらって、勇気を出して話そう。







「急にBTSマンネの好きな人って言われて、

注目されて嫌な思いをたくさんしたよね……」





もう一度、心から謝る。





「これ以上、Aちゃんに迷惑かけちゃいけないなと思って。


だから、これで、最後にするから、最後に言わせて……





Aちゃんが好きです。





前も言ったけど、その時よりも、もっと。



友達になって、Aちゃんを知って……



もっともっと好きになった」

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