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ヒョン……
オレが女なら、間違いなく惚れていた…
「ヒョン……オレ、アホすぎる。
うかれてた。」
そうだよ、本当に好きなら、もっとあの子のことを考えるべきだ。
自分の気持ちを押し付けるだけじゃダメだし、
振り返ってみると、本当に失礼なことをした。
こんな簡単な事に気づかないくらい、恋って盲目なのか…。
1秒でも早くAちゃんに会いたくなった。
あやまって、
そして、自分の気持ちをもう一度伝えて、
それでダメなら、男らしく諦めよう！
「ヒョン、ほんとにありがとう。
それから、ごちそうさま！
めっちゃ腹いっぱいだけど、なんか、胸もいっぱいだよ。
オレ、Aちゃんと会ってくる！」
自分で、酒をつぎながら、
「あぁ、行け行け〜」
って、目も合わせず、虫けらを追い払うように手をふるヒョン。
「ふられたら、また、ヤンコチ食わせてやるわ」
一途にひとりの女性を愛し続けるヒョン。
かっこいいな。
で、勢いよく店を飛び出したものの、
Aちゃん、どこだろ……
事務所？さすがに、退勤してるよね。
電話をかけてみた。
すると、意外にもすぐに出た。
「ジョングクさん、こんばんは♡」
ひと言だけで、もうかわいい……
あ、いかん、、いかん、
うかれてられない。
「今どこにいる？ 会いたいんだけど……」
聞くと、驚くことにそんなに遠くないところで、メンバーとマネージャーと食事しているらしい。
食事も終わり、いつでも、出れるというので、このまま車で店まで迎えに行くと伝えた。
ベージュのキャップに、メガネをかけて、真っ黒の上着っていう怪しい変装して待ってますって。
どうせ、何やってもかわいいんだろな〜
なんて思いながら、店の前に向かうと……
スタイル良すぎるベージュのキャップの女の人がいた！
やっぱり普通じゃないな、って、信号待ちしてたら、
店の配達の人がバイクで帰ってきて、歩いている人とぶつかり、転んだ。
転んだ人を立たせてあげて、大丈夫ですか？って、荷物もひろってあげて……。
バイクの人も痛そうだけど、大丈夫みたいだ。
そして、痛そうにしている人の代わりに、倒れたバイクを起こしてあげようとしてるみたいだけど、そんな細い腕じゃダメでしょ〜
やっと、車を停めれて、そこに駆けつけると、
ヒョイッと、バイクを立たせてあげた。
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みんと(プロフ) - 凛音サマ、ありがとうございます！もう少しお付き合いいただけたらと思いますꈍ .̮ ꈍ (12月1日 22時) (
レス) id: aad23d4636 (このIDを非表示/違反報告)
凛音(プロフ) - こういうタイプのお話が好きなので、更新を楽しみにしています！ (12月1日 3時) (レス) id: f2426a3f71 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みんと
| 作成日時：2023年11月11日 17時
