マンネの恋。 【 JK 】

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Aside



もしかしてとは思っていたけど、

ジョングクさんから、告白された。






好きです



それから、




付き合ってほしいって。








私なんかが、ジョングクさんとつり合うわけないじゃん。



それに、
実は、きちんと恋愛した事ない私が、
ジョングクさんと…いや、男性と付き合うとか、自信ないよ。




そもそも、
付き合うって、なんなの？


なにするの？





今は自分の事で精一杯の毎日。

恋愛は、もっと大人になってからでいいかなって思う。






お断りをしようと思ったら



お友達になろうって。



ジョングクさんのような方のお友達になってもいいのかと思うけど、


ほんとに、いい方で……


そして、気さくで、気取らないお兄さん…


うん、仲良くしてもらえそうだ。




すんごいビッグなお友達が出来たもんだ。




でも、ビッグな人と感じさせないな。








デザート選びも楽しくて……




2人で、こっちもいいね、これもいいね〜って、

なかなか選べないでいて。



ほんと、選べなくて、
あまりにも、真剣に迷っていると


Aちゃんって、食いしん坊だーーって言われたけど、

そういうところもかわいいねって。



油断してると、ちょこちょこと、そうやって、ドキッとさせるような事を言ってくるから、焦っちゃう。




だから、あ〜って、モゾモゾしちゃうと、



「ふふっ、そんなとこも、めっちゃかわいい」



って、優しい顔して言ってくるし、


なんだろう、ファンの方からも、お褒めの言葉をいただくけど、


こんなにも、真ん丸の目でみつめられながら、何度も言われると、どうしていいのか分からなくなる。




「困らせちゃった？

ごめんね、ついつい、思った事が口から出ちゃう。


さ、デザート、選ぼっ」










久しぶりの甘いものに、私もテンションがあがっちゃって、



「美味しいですね♡♡」



って、ジョングクさんに言うんだけど、








ジョングクさんは、私のことじっと見てたようで、





「めっちゃ幸せそうな顔してる！


Aちゃんに、そんな顔させるこのデザートに嫉妬するわ」



って。








だから、何度も何度も、そんな事ばかり言わないでーって思うから、誤魔化すように、


「ジョングクさんも、私のこれ、食べてみてください！

これ、食べたら、幸せな顔になりますから」






って、私のデザートを渡す。

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