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お言葉に甘えて、お借りする。
受け取って、膝にかけると……
ふんわりと、甘いフルーティーな香りがした。
わっ、これが、ジョングクさんの匂いなんだ。
私の好きなタイプの匂いだ。
そして、すこーし、あたたかい……
ジョングクさんの温もりなんだな…
しかも、向かいに座るジョングクさんはといえば……
白のTシャツ1枚。
半袖の下から出てる腕はムキムキだし、胸もとても分厚くて、
たくましい。
ちょっと、触れてみたい。
かたいのかな、うん、かたいんだろうな。
男の人にセクシーなんて言葉を使っていいのか分からないけど、
なんだか、目のやり場に困るな……
って、私は何を考えてんだ!
「Aちゃん、驚かせてごめんね。
ギュリに、お願いして、この場を設けてもらったんだ。
ジョングクが、本当にごめんね。
ジョングクもずっと気にしていて……」
優しい声のテヒョンさん。
ジョングクさんも、こんなお兄さんたちに囲まれて、いい環境で過ごしてんだね。
「あの……本当に、ごめんなさい。
もっと早く謝りたかったけど、直接謝りたかったし、
なかなか時間も合わなくて。
怖い思いとか、してないかな?
オレ、本当に浅はかだったよね。ごめんね。」
頭を下げるジョングクさん。
「いえ、大丈夫ですから……
そういうの、やめてください。」
「Aちゃん、怒ってないの?」
不安気な顔のテヒョンさん。
「まさか!
そんな怒るわけないです。
人の好意に対してそんな……むしろ、光栄でした、
からかいとかじゃなかったなら。」
それに対して、
「からかいじゃないです!」
って、即答してくれるジョングクさん。
目がクリクリしていて、かわいいな。
あ、年上に対して、かわいいは、ダメだな。
こんな間近でじっくり見るなんてはじめてだから。
改めて、かわいい目だな。
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みんと(プロフ) - 凛音サマ、ありがとうございます!もう少しお付き合いいただけたらと思いますꈍ .̮ ꈍ (12月1日 22時) (レス) id: aad23d4636 (このIDを非表示/違反報告)
凛音(プロフ) - こういうタイプのお話が好きなので、更新を楽しみにしています! (12月1日 3時) (レス) id: f2426a3f71 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みんと | 作成日時:2023年11月11日 17時