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【9】 ページ10

それからどうやって、宿舎まで送ってもらって帰ったかは覚えていない。


気づいたら、スンチョルに引っ張られ、エレベーターに乗っていた。


宿舎に帰り、スンチョルはずっと無言で私のベッドの下で、ベッドにもたれすわっていた。



私はベッドに座り、ユンギさんの言った事をずっと考えていたが、やっぱり終わったんだと改めて理解すると、今まで出ることのなかった涙が一気に溢れだした。



私の何がいけなかったのかな…

めんどくさいオンナだったかな……

重かったのかな…


恋愛初心者の私なんて、ユンギさんを満足させる事が出来なかったんだ

結局、この恋は、私だけが、マジで、私だけが、大好きで、

一方通行だったんだ。


いきなり泣き出した私に驚いたスンチョルが


「好きなだけ、今日は泣け」


と胸を貸してくれた。何も聞かずに傍でいてくれたスンチョルの存在はありがたかった。



スンチョルは、あらかじめ、ユンギさんから、私を、迎えにくるように、そして、朝まで一緒にいてやってって、お願いされてたらしい。

そんなこと聞いたのは、数年後だけど。






翌日は、午後からレコーディングで、昼前に起きて行くと、泣きそうな顔をしたジュンが、凍らせたスプーン2本を渡してきた。


目がパンパンに、腫れていたんだろう。
お礼を言って受け取ると、

「ちゃんと目、冷やして。ヌナはいい女なんだから。」

ジュンなりの励ましなんだろう。



ミンギュも、特製スープを作ってくれていた。

mg「まずは、ヌナの胃袋から掴むから!」

mh「お前みたいな筋肉の大型犬は、ハウス!!」

dk「あぁ〜うるさいよ!こういう時は、そっとしておけって!!」

sg「ヒョンの声が一番うるさいです!!」




どうやら、スンチョルが、メンバーに伝えたようだった。

私には、この子達がいるもんな…ひとりじゃない


みんなには迷惑はかけれない、正直、その時の私はメンバーを気遣う余裕もなかったが、仕事は仕事!

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みんと(プロフ) - ユウ様、ありがとうございます‪‪❤︎‬ (2022年7月21日 20時) (レス) id: 99f878486c (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - 完結お疲れ様でした。続編楽しみに待っています! (2022年7月19日 19時) (レス) @page48 id: 78115a07d8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みんと | 作成日時:2022年7月9日 12時

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