ねこのひ (※) ページ37
side hk
ある朝のこと
いつものようの彼氏の腕のなかで目を覚ました俺は体にすこし違和感を抱いた
｢ よ、いしょっ、と ｣
静かに彼の腕を解いてベッドから降りると視界の隅でなにかが揺れる
｢ えっ、なにこれ… ｣
首を後ろに向けると、ゆらゆらと揺れる…しっぽ……
ふわふわした細長いそのしっぽはまるで、おれの嫌いなあいつのものそっくりで
｢ まさか… ｣
おそるおそる頭に手を伸ばすとそのまさか
髪の毛ではないふわっとした毛の感触
急いで洗面所に向かい鏡で確認する
｢ なんだよこれぇ…っ！？ ｣
そこに映っていたのはしっかりと俺の頭に生えている猫耳……
え、なにこれなにこれなにこれ
どうしたらいんだよ！
試しにその三角耳を引っ張ってみたがしっかり痛い
少しずり落ちたスウェットのウエスト部分から伸びているしっぽも俺の体から生えているものだ
｢ どうすんの…っ ｣
半泣き状態で寝室に戻り、呑気に寝息を立てている彼氏を叩き起す
｢ や、ぶっ！やぶぅ！！ ｣
｢ んん〜、ひかうるさい… ｣
眉間に皺を寄せて薄目を開いたやぶ
そして俺をしっかり見据えた瞬間にやにやと笑いだした
｢ なに、そんなににゃんにゃんしたいの？ ｣
寝起きでまだふわふわしたしゃべり方のやぶはかわいい。
でも、今の発言は意味がわからない。
｢ はぁ？？おまえっ、ばかなんじゃねぇの！？ ｣
｢ はいはい、かわいいねぇ〜 ｣
あぁ、こいつだめだ……
｢よしよし｣とおれのあごを猫のように撫でてくる
｢ やっ…くすぐったい…から…ぁ ｣
口ではそう言うが、何故か喉がごろごろと甘えた音を出してしまう
｢ あー、俺シャワー浴びなきゃ ｣
ふいにやぶが俺を撫でるのをやめ、ベッドから降りた
｢ あっ、いか、ないで… ｣
頭で考えるよりも先に手が動きやぶの服の裾を掴んでいた
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みーゆ(プロフ) - すーぱーにゃんこさん» 光くんがとても可愛かったです！最高でした！ありがとうございます！ (2020年3月16日 0時) (
レス) id: 2f43d6ba56 (このIDを非表示/違反報告)
すーぱーにゃんこ(プロフ) - ころねさん» 了解です！！表現が難しそうですが頑張ってみます！笑 (2020年3月10日 21時) (レス) id: 75d49ea6c5 (このIDを非表示/違反報告)
ころね(プロフ) - はじめまして、ころねと申します！リクエスト失礼します！やぶひかのローションガーゼが見たいです。よければ描いていただきたいです！ (2020年3月10日 21時) (レス) id: 0199ed8a8f (このIDを非表示/違反報告)
すーぱーにゃんこ(プロフ) - みーゆさん» ありがとうございます！！リクエスト了解しました(*´▽`*) (2020年3月10日 20時) (レス) id: 75d49ea6c5 (このIDを非表示/違反報告)
みーゆ(プロフ) - 初めまして！いつも読んでいます。どのお話も大好きです！リクエストなんですが、光くんに激甘なメンバーとさらに激甘甘な薮さんがみたいです！よろしくお願いします (2020年3月10日 19時) (レス) id: 2f43d6ba56 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すーぱーにゃんこ | 作成日時：2019年9月11日 20時
