完璧アイドルの偽彼女。【Ryosuke.Y】

第8章「私のことは信じて。」※タイトル訂正 ページ30

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ASide










Hey!Say!JUMPさんのコンサートが決まったらしい。ちゃっかり私はファンクラブにも入った。彼にも内緒で。言ったらまた、知念がいるからだろって嫉妬するからめんどくさい。










A「…だいたい、好きな人でもない私に嫉妬って…」










涼介の偽彼女だから、演じて嫉妬してくれてるのかもしれないけど、そうは見えないんだよね。嫉妬されるのは嬉しいけど、女の人は信用ないんじゃなかった…？











〜♪











A「…ちぃちゃんからだ。

もしもし？」










侑李「もしもし、A？今大丈夫？」










コンサートのリハーサル中なのか、電話越しにHey!Say!JUMPさんたちの騒ぎ声が聞こえる。凄い賑やか(笑)

…その中に涼介も居るのか。














A「大丈夫だけど…ちぃちゃんは今リハーサル中じゃないの？」











侑李「休憩中。

『ちねーん、誰と喋ってんだよお！』伊野ちゃんうるさい。」












あ…ミタゾノに出てるひー坊さんだ。ちゃっかりドラマ見ちゃってます。












侑李「リハーサル、終わったらちょっとだけご飯行けない？話したいことあるから。」










A「うん、良いよ。涼介には天音とご飯って言っておく。」











ちぃちゃんとご飯行く、なんて言ったらいろいろめんどくさいことになりそうだからね。












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