完璧アイドルの偽彼女。【Ryosuke.Y】

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ASide









天音が誰かと電話をしていたみたいで、それが終わって戻って来た。どんな仕事だろう、ドキドキする。











天音「A、行こ！そういえばAってジャニーズ知ってる？」









A「…ぜんっぜん。ほとんどテレビ見ないし。」










そう、ド田舎育ちの私はテレビなんてほとんど見ないで育ったから芸能人は分からない。












天音「そう？なら良いか。知らないって言うのもあいつショック受けそうだけど。」










A「…天音、今からどこ行くの？」











天音「私の幼馴染みの家。まあ、行ってから分かるって。」












私はとりあえず、天音に着いて行くことにした。

しばらく歩くと高級マンションが見えた。

天音の幼馴染みってどんな人だろう。












天音「ここの最上階にあいつ住んでるから。高所恐怖症のクセに良く住めるよね〜」










A「最上階…」










天音「着いたよ。」












高級マンションの13階の一番端っこ。

…貴方と出会うまで、あと少し。












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