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涼介Side
「やぶちゃん!!とおーっ!!」
急に大きな声が聞こえて来て、やぶちゃんに突進して来た、俺と同じくらいの年の子。
その笑顔は、太陽みたいな笑顔だった。
宏太「こらっ、大貴!お客さんいるから静かに!」
大貴「あー!キミが、今日来るって言ってた新人くん?はじめまして、僕有岡大貴!だいちゃんって呼んでね!」
僕と性格が真反対な人。この時は、絶対に仲良くなれない、そう思っていた。
宏太「こら、涼介くん怖がってるだろ。ごめんね涼介くん、こいつ根は良い奴だから仲良くしてやってね。」
涼介「…、」
大貴「こわかった?ごめんね、新しいともだち、出来ると思ったら嬉しくてさ!」
宏太「とりあえず中に入ろうか、佐々木先生も、いいですか?
涼介くんの薬のこととか、知りたいので。」
「分かりました。」
…僕はここで、やっていけるのだろうか。
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作者名:みーちゃ | 作成日時:2023年4月9日 22時