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ドラム。 ページ15

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涼介Side







施設に帰ると、2階の部屋から楽器の音が聞こえた。これは…ドラムの音?












慧「裕翔くんが叩いてるんだよ、ドラム。将来そういう系の仕事に就きたいんだってさ。」












僕が不思議そうにキョロキョロしていると、そう教えてくれた伊野尾さん。

ドラム…僕と同い年くらいの男の子だったはずだけど、凄いなあ。












大貴「行ってみる?近くで見ると、迫力すごいよ!」













涼介「えっと、ぼくは…」














大貴「いいからいいから!」















そう言って大貴くんに手を引かれて、僕は裕翔くんの部屋に連れて行かれた。

なんだか、僕と真反対の性格だから苦手だなあ。















侑李「…。」














遠くから侑李くんが、僕たちのことをちょっと切なそうに見ていた。


















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作者名:みーちゃ | 作成日時:2023年4月9日 22時

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