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１９８story ページ25
制服を整えて玄関前に立った。
柊輝「A、、、」
A「大丈夫。私のことなのにありがとうね。」
柊輝「父親が娘の力になるのは当然のことだろｯｯ!!!」
こんな時まで頼りない父親だ。女みたいに大量の涙を流していた。
私の泣き虫なところは父から受け継いでしまっていたんだろうか。
A「めそめそしてんなよクソ親父が!!」
目尻から溢れる涙を押さえ込んで怒鳴った。
A「やるべき事をやろうとしている娘に応援してやんのが父親だろうが！」
柊輝「そうだな！！よっしそれじゃあ応援するぞ!!ファイトA☆」
いつもの調子に戻った父を見届けて玄関の扉に手をかけた。
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頭に優しく響くかのように母の声が聞こえた気がした。
A「(大丈夫。大丈夫。落ち着け私。)」
脈打つ心臓を強制に落ち着かせゆっくりとそれを開いた。
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作者名：食パン x他2人 | 作成日時：2019年2月3日 8時
