恋 い 慕 う。 2 【Ryosuke.Y】

teach 74 ページ24

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＊
岡本side








圭人「………」



ポケーっとAちゃんの後ろ姿を見送る俺が、今抱いているこの気持ちは…
一体なんなんだろう。









山田先生に呼ばれて、戸惑いながらもどこか嬉しそうなAちゃんは
少し恥ずかしそうに先生のもとへいっちゃって。








俺ね、ひと目でわかっちゃった。






Aちゃんは山田先生に恋してるって。









いつもならこれで終わり。




これで、けーとは応援してるはず。
諦めているはず。





『2人がうまく行きますように』って。





だけど、なんだか今は違う。









『片想いで終わればいいのに』




なんて。



けーとはいつもより、悪いヤツになってるみたい。








それがどうしてなのか分かるのは、もう少し先の話なんだけどね？









のぞみ「A嬉しそうだったねー」



光「でも、アイツほんとにあれでいいのかな…」



…？






二人の会話に疑問が生まれて、
普段は滅多に口出ししないのに、

気づいたら口が勝手に動いていた。






圭人「アレって…？」

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