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どうしよう。
どうしよう。
ドンッ!
「わっ、」
早紀「放課後になったぞー!」
伊野尾先輩からの告白の事で頭をすべて使い果たしていて、私は5、6限の約2時間分が全く無い。
そんな私の元に早紀がやって来て机を思いっきり叩くもんだから、ビックリした……。
早紀「ほら、帰ろ?」
帰宅部でもある私たちふたりはいつもならすぐに帰るんだけど、
今日はなんだか足が動きたくないと言っている。←
早紀「もしかして、お昼の委員長のこと?」
ガタッと椅子を出して前の席に向かい合わせで座った早紀は、腕組みをして私の顔をのぞきこんだ。
「そう。
私はずっと、伊野尾先輩はテキトーだからあんなことしてると思ってたの。
でも、それが先輩なりのアプローチだったなんて全っ然思ってなくて。」
早紀「…Aってさ、案外鈍感よね」
ズバッと言った早紀に、私は瞬殺。
というか、私って鈍感なのか…
「伊野尾先輩が結局、今まで以上にアプローチして振り向かせるって言って終わったんだけど、
これから私はどうすればいいんだろうって思って、」
早紀「どうするって?」
「…接し方とかかなぁ」
早紀「今まで通りの方が委員長も来やすいし、何も考えずに接した方がいいよ」
ポンポンっと私の肩を叩くと、
早紀が何かを思いついた。
早紀「今日は私の奢りだ!
だからさ、最近人気のあのカフェ行こう?」
気分転換に!と勧めてくる早紀と
その有り難さに、今日は甘えることにした。
ちょっと楽しみになってきたな、
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いちごみるく - あー早く山田くんと主人公くっついって!って感じ (2017年4月3日 4時) (レス) id: fe004a298f (このIDを非表示/違反報告)
♪ムロリン★(プロフ) - 続きの展開がすんごく気になります。
続きの更新頑張ってください。
楽しみにしています。 (2017年4月2日 9時) (携帯から) (レス) id: cc75f5f33f (このIDを非表示/違反報告)
いちごみるく - めっちゃ面白いですね。早く次読みたいです。頑張ってください。 (2017年4月1日 19時) (レス) id: fe004a298f (このIDを非表示/違反報告)
有山光李 - 至急続きをーー!!! (2017年4月1日 17時) (レス) id: df6a8a4aa7 (このIDを非表示/違反報告)
タルト - メッチャ続きがきになります。これからも、がんばってください。本と、何回も読み返してます! (2017年3月29日 14時) (レス) id: b1315c5cec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りー | 作成日時:2017年3月13日 10時