忘れ物がかり 2【Ryosuke.Y】

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「……これ、もしかしてレジ袋に入ってましたか」



昨日看病しに行ったとき、レシートを適当にレジ袋に入れたのを今思い出した。





涼介「おーアタリ笑
あのいーっぱい入ったレジ袋にね」



「うるさいなぁ！もう・・・だったら個人的にでも渡してくれますか！？」





涼介「個人的に渡すほど俺は暇じゃねーって言ってんだろ」





もーーー。この人ほんと、この委員会務まらないでしょ






ちょっと、今すぐ本当の王子知らない女子は来た方がいいよ



ほんとはこんなに腹黒なんだから






もうこんな腹黒王子無視だ。




ムシムシ。




「委員長」




慧「んぉ？？」




おい、いきなりかわいいかよ。




今日はカップラーメンを頬張っていた委員長が私を視界に入れた。





「これ、お願いしていいですか」







私は昨日の看病に費やした料金、3,468円。


が書かれたレシートを委員長の机に置いた。






慧「さ、三千円！！？！？



看病でこんなに使うもん！？笑」





「そこ笑わないでもらえますかね」

涼介「だろ！？いのちゃんもそう思うよね！？」



「うるさい腹黒王子」


涼介「はあ！？お前今なんて、、」

侑李「りょーすけ、女の子相手にガチで切れるのはだめ。」



あぁ、知念くんがかばってくれた．．．。




大貴「腹黒王子っていいね！俺もそう呼ぼうかなぁ」←


涼介「相棒やろーが呼んでるだけでもムカつくのに、

大ちゃんが呼んだらもっと腹立つ」






イライラしながら王子は受付の椅子に腰を下ろした。

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