スイートネス 〜君には甘さを〜 2 【Ryosuke.Y】

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「涼介くん、、、」




ついさっき

風邪が治ってからね


っていったお預けだったキスは





甘くて溶けちゃいそうだった。





でも。。




「ねぇ、風邪うつっちゃうよ？」





山田「知ってる。・・・だけど


あんなこと言われたら




我慢なんかできねーよ」





そういうと今度は私の左手を離して、顔の横に手をついて覆いかぶさるようになった。



そしてそのままもう一度唇が重なった。





こんなの初めてで、今にも涼介くんに心臓の音が聞こえちゃいそう、、






山田「ほんとさ、Aちゃんが俺のになって良かった」




「ぇ？」





上から見下ろされてる状態だから



ほとんど逃げ道はない。








空いている手で顔を覆って



照れた顔を隠すしかなくて。



山田「隠さないで？・・・照れた顔も全部好きなの」





ねぇ、涼介くん熱でもあるの？




そうやって言いたいくらいに






今日の涼介くんは止まることを知らないかのように


私のことをドキドキさせる。

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