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「涼介さん、お茶どうぞ・・・」
山田「ん・・・・」
涼介さんも私も、ソファの一番端に座っていて距離は少し遠い。
しばらく、私たちを沈黙が包んだ。
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・
その時突然ざぁぁぁぁぁという音とともに、雨が降り始めた。
それと同時に雷も。
少し、沈黙が破られたのかなってホッとした。
「これ長引きますかね...」
山田「どーだろうね。」
こんなあっさりした会話も初めてだけど、
ちょっと会話できてよかった。
ゴロゴロ。。。
雷の音が大きくなってきてそろそろ怖いかも・・・
ゴロゴロ‥‥!
すると、急に部屋が暗くなった。
「停電・・・?」
山田「・・・」
ぎゅぅっとソファの生地が音をたてたと思えば、
私の体を、右からほわぁっと包み込んだ。
「ぇっ、、りょ・・」
山田「・・・怖いんだろ?」
「・・・へ、」
山田「体、震えてるんだもん。
放っておくわけにはいかないでしょ」
暗いからって無意識なのか、小声でいつもとは全然違う口調で話しかけてきた涼介さんに、私の心拍数は上がりまくり。
「ありがとうございますっ...///」
山田「いいえ。俺でよければこんなこといくらでもするよ」
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カスカ(プロフ) - 疲れた心に染みました。癒しをありがとうございました^ ^りーさんの書くお話好きです(小声) (2021年8月25日 17時) (レス) id: bf97a2eefa (このIDを非表示/違反報告)
リーム - 私全然疲れてないのに癒しをもらってしまいました。そのくらい甘甘でとってもいい小説に出会いました。他の小説も読んだらコメントしますね。 (2018年1月5日 8時) (レス) id: 5722054e2e (このIDを非表示/違反報告)
瀬奈(プロフ) - おぉ…遂に完結!おめでとう!始めっから涼介さんに癒されっぱなしでした。八乙女くんのお話も待ってますヽ(。・ω・。)ノ (2017年10月7日 22時) (レス) id: 1259eb3aa7 (このIDを非表示/違反報告)
瀬奈(プロフ) - りょーちゃん!移行おめでとう!山田さん、辛い過去があったのね…。そしてまた焦らしましたね笑りょーちゃん、ずるいわ笑 (2017年8月10日 0時) (レス) id: 039feb8e33 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りー | 作成日時:2017年8月8日 8時