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まずは山田さんの作ってくれたマシュマロ入りのココアに口をつけた。






「・・・甘い、、」



山田「勝手ながら、佐々木さんには甘さが足りないように思えたので、
そのドリンクをお作り致しました。・・・バーみたいなことしちゃってますけど、カフェですよ?」





ふふ、と目尻を下げて微笑んだ山田さんの表情を見ていると、
どうしてかわからないけれど視界がまたぼやけてきた。






いつぶりだろう、誰かの笑顔を見たの。






ずっと怒った顔か泣いた顔、冷たい冷めた顔しか見ていなかった私にとって、山田さんの笑顔は久しぶりの感覚だったのかもしれない。



「...っ!」









視界がぼやけ始めてからまた涙が流れ始めると、
次は視界が暗くなった。









それは、






山田「初対面の僕がこんな勝手なことするの、変だってわかってます。
けど、佐々木さんの涙はもう見たくないんです_。





だから、その涙の訳...聞かせてくれませんか。
少しでも力になりたいんです」







山田さんに抱きしめられている。







涙を見たくないって、力になりたいって。
そう言ってくれている。









私はここ1年半、そんなこと言われたことされたことがあっただろうか。









その時ふと、この人になら話せるかもしれないという感情が芽生えた。












仕方ないじゃなく、話したいって
私の中で何かが少しだけ変わったような気がしたの。




私は山田さんに、何があったのか全て話し始めた。

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設定タグ:Hey!Say!JUMP , 山田涼介 , 中島裕翔   
作品ジャンル:恋愛
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ana(プロフ) - 首大丈夫ですか?更新頑張ってください! (2017年6月13日 22時) (レス) id: f245f58bb7 (このIDを非表示/違反報告)
山田華怜 - 大丈夫ですか?あまり無理しないでくださいね!更新待ってます♪ (2017年6月3日 17時) (レス) id: 64fbe7ebd3 (このIDを非表示/違反報告)
あず(プロフ) - 山田さんの僕呼びっ…! なんだろうこの純粋な恋の始まりはっ…!泣 お家でどうなっちゃうのおおお!? (2017年5月7日 0時) (レス) id: d089b79013 (このIDを非表示/違反報告)
山田華怜 - りーさんの作品全て大好きです!!! プロになれるくらいお話の構成がうまいですね!!この作品映画貸してほしい……(笑)更新応援しています!!!! (2017年5月6日 9時) (レス) id: 64fbe7ebd3 (このIDを非表示/違反報告)
あず(プロフ) - りーちゃん〜〜!!!なんででですかこの素敵すぎる作品は!!??やっぱりりーちゃん最高です大好きです(;_;)りーちゃんずっと応援してる。りーちゃん大好き。 (2017年5月4日 23時) (レス) id: d089b79013 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:りー | 作成日時:2017年5月4日 16時

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