スイートネス 〜君には甘さを〜 【Ryosuke.Y】

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山田「んふふ、なぁに？Aちゃん」



そう言いながら私の頭を二回ぽんぽんした。






どうして裕翔さんだと緊張しないのに山田さんだと緊張してしまうのかなんて、







とっくにわかっていることだけど．．


改めて好きなんだと思う。






でも、



りょ、うすけさんはどうして恋人がするようなことを私にするのか．．．。









よく考えたら頭ポンポンだって、


もしかしたら両想いなんじゃないかって期待させるには十分すぎる行動。





どうして・・・？







「涼介さんって、」


山田「ん？」





ほら、この甘い声だって。







「恋人、、とか・・・・・」





山田「なに？」



“・・・・いるんですか？”





その先を聞いたら、それこそこの家に居にくくなる。






でもよく考えても見てよ私。
彼女いたら私を家に住まわせたりなんてするわけないよ。



そんな軽い人なんかじゃないよきっと。




「・・・・いえ！やっぱり何でもないですっ！



そろそろ寝ますね？」





山田「あ、うん．．．？」








明らか不思議そうに私の様子をうかがっている山田さんを視界から外すように、






寝室に向かった。

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