スイートネス 〜君には甘さを〜 【Ryosuke.Y】

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そして、極めつけに言われたの。






山田「僕の家にいてください。」







山田「．．．続きは、リビングでしましょ。
それまで、考えてみてください。」





ガチャン





洗面所を後にした山田さん。









・・・・気を遣うなって言ってたよね、






・・・・じゃあそれは、遠慮するなってこと？








私のことを悪いやつだって疑わない山田さんが、
家に来いって受け入れてくれている。









遠慮をするのは当然なこと。
でも、それを山田さんは嫌がる。




・・・山田さんは、もしかしたら私を少しでも落ち着かせてあげようって思っているのかな．．．。





自惚れているわけじゃないけれど、そう捉える他ないっていうか．．．。







・







お風呂から上がり、私はリビングに向かう。









私の足音を耳にしたソファに座った山田さんが、くるっと振り返って私を見た。









山田「おかえりなさいっ」



にこっと微笑んだ山田さんの笑顔にキュンとするのは、慣れないから。






ここ座ってくださいっ？と私を自分の隣に誘導した。









山田「どう、ですか？
僕と一緒に住むって考えは．．．」








こんなに優しくて親切な人に拾ってもらえている私は、幸せ者だ。



だから、









「．．．山田さんのやさしさに、甘えてもいいですか？」

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