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山田「ただいま〜」
そう書かれたこの部屋の鍵を慣れた手つきで開けた山田さんは、
子どもみたいに明るい声で言った。
「お邪魔します...」
山田「もうすぐ太陽出てきちゃいますね...笑」
部屋のカーテンに手をかけながらつぶやいた山田さんはこっちをみて困ったように笑った。
「いつも、、、この位に帰ってくるんですか?」
私は、緊張しながらも靴を脱ぎ、あがらせてもらった。
想像していたより大人っぽい家で、ほのかに香水の甘い香りが漂う。
山田「いつもじゃなくて、週2はこんな感じですよ」
「大変じゃないですか?」
山田「大変っちゃ大変かもしれないですけど、
店からここまでが近いので楽ですよ?」
シンクに移動した山田さんが、2個のコップに水を交互に注ぐ。
それを私に渡すと、今度は忙しそうに隣の部屋に移動した。
何やらガサゴソと音がする・・・。
山田「佐々木さんっ」
「はい?」
聞えないと思ったのかちょっと大きめの声で私を呼んで、ガサゴソしていた正体を持ってきた。
山田「これ、全部僕のなんでサイズちょっと大きいかもしれないんですけど、よかったらこれで寝てください?」
私の手の中にそれが収まると、山田さんは手招きしながらお風呂場へと案内してくれた。
山田「あの黒い入れ物がシャンプー、白がコンディショナー、グレーがボディーシャンプーです。それここに置いておきますね?」
さっき手渡した服たちを空いているスペースに置き
山田「ゆっくりどうぞ♪」
可愛い癒される笑顔でお風呂場を後にした。
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ana(プロフ) - 首大丈夫ですか?更新頑張ってください! (2017年6月13日 22時) (レス) id: f245f58bb7 (このIDを非表示/違反報告)
山田華怜 - 大丈夫ですか?あまり無理しないでくださいね!更新待ってます♪ (2017年6月3日 17時) (レス) id: 64fbe7ebd3 (このIDを非表示/違反報告)
あず(プロフ) - 山田さんの僕呼びっ…! なんだろうこの純粋な恋の始まりはっ…!泣 お家でどうなっちゃうのおおお!? (2017年5月7日 0時) (レス) id: d089b79013 (このIDを非表示/違反報告)
山田華怜 - りーさんの作品全て大好きです!!! プロになれるくらいお話の構成がうまいですね!!この作品映画貸してほしい……(笑)更新応援しています!!!! (2017年5月6日 9時) (レス) id: 64fbe7ebd3 (このIDを非表示/違反報告)
あず(プロフ) - りーちゃん〜〜!!!なんででですかこの素敵すぎる作品は!!??やっぱりりーちゃん最高です大好きです(;_;)りーちゃんずっと応援してる。りーちゃん大好き。 (2017年5月4日 23時) (レス) id: d089b79013 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りー | 作成日時:2017年5月4日 16時