歩くトラブルメーカー ページ25
撮影が終わって、楽屋に戻っている途中。
後ろでじぐれんかいがわいわい話してる。
神くんとれんれんと海ちゃんね。
内容はなんか、いわちが可愛いとかなんとか話してる。(適当)
ごめん嘘言った←
可愛い可愛い弟達の会話を背中で聞きながら、私は少し前を歩いていた。
すると私のスマホの着信音が鳴る。
画面を見ると平野だった。
やばい、心当たりめっちゃある←
『……もしもし』
紫耀『なぁA。怒んないから素直に言って』
『なーに?』
紫耀『また平野のぬれおかき食べたでしょ』
…………バレてら。
廉「なんやA。お前また紫耀のぬれおかき食ったん?」
知らない間に私の真横にいたれんれんが会話を聞いていたのか、呆れたような顔をして私を見た。
この野郎。
『私じゃないよ。れんれんが食べてた』
廉「おい嘘言うなや!!」
紫耀『そんな嘘吐かなくたって俺わかってんだからな!』
ちっ、駄目だったか。
ついでに罪を着せられそうになったれんれんにしばかれた。
容赦ないな、痛いぞもう。(自業自得)
『だーってお腹空いてたんだもん。しかもあれ、ちょうどいい量だし』
紫耀『だからって勝手に食べないでよ!平野がどんだけ楽しみにしてたと思ってんの!』
『ごめんって。同じの買ってくるから許してー』
紫耀『ほんとに反省してる!?』
『して……う、わぁっ!?』
紫耀『はっ?』
何が起こったか説明しよう。
電話に夢中になってたせいで下りていた階段を見事に踏み外した。
やばい、落ちる!
反射的に目を瞑ると、同時に腰周りをガっと抱きしめられた。
廉「お前、ちょっ!これ、ヤバッ」
海人「廉!Aちゃん!あ、待って、むりっ」
勇太「こっち!海人掴まれ!」
みんなの声が聞こえて目を開けて、状況を確認する。
まず、私の足が宙に浮いてる←
私を両手で抱き留めているのがれんれん。
そのれんれんのベルトを掴んで手すりを持っているのが海ちゃん。
その海ちゃんを引っ張っているのが神くん。
『………何この愉快な図』
廉「〜〜〜おっまえなぁ!誰のせいやと思っとん!?ほんまにあほちゃう!?」
『待って待って、耳元で怒んないで!』
紫耀『ちょっ、どしたの!?大丈夫!?何があった!?』
電話から平野の声が聞こえてきた。
『いや、大丈夫………多分』
紫耀『多分!?』
海人「ねぇ、どうやって戻るのこれ」
3人「「…………え」」
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みさりん - 更新頑張ってください(●´ω`●) 嵐との絡みも見たいです! 評価しましたーー (2019年7月16日 18時) (レス) id: 15ade12b63 (このIDを非表示/違反報告)
知念菜々(プロフ) - 何回も見返してしまいます...笑笑...何回見てもあきません!これからも応援してるので続きを待ってます!(*´ω`*) (2019年5月15日 16時) (レス) id: 70738b0893 (このIDを非表示/違反報告)
結愛(プロフ) - ふと、思ったんですがこの間読み返してる時に宙吊りになってるかいでその、対処法をまとめて知念くんが書いてくれるみたいなことを言ってたじゃないですか、それを私も読んでみたいので良ければ書いていただけますか?語彙力なくて、分かりにくい文かも知れません! (2019年4月10日 21時) (レス) id: 930832e2dd (このIDを非表示/違反報告)
結愛(プロフ) - いつも楽しく見させていただいてる者です(笑)私はこの作品が一番好きです!!この、ゆるーい感じがとっても気に入っちゃって!はまってます(笑)もっと他に色々書きたいことがあったんですが文字数の関係で2回にコメントを分けさせていただきます!すみません!! (2019年4月10日 21時) (レス) id: 930832e2dd (このIDを非表示/違反報告)
のえる(プロフ) - 知念菜々さん» ありがとうございます!嬉しいです〜!大学生の方なんですね!私も今年大学生になって慣れないことがいっぱいで、更新が疎かになってるんですが、落ち着いたらまた更新頑張りますね^^ (2019年4月4日 22時) (レス) id: 4488a896ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:のえる | 作成日時:2019年2月16日 19時