JUMPの最年少とキンプリのお姉さん【Yuri.C】

のんちゃん ページ24

望「おっ、Aちゃーん！」



呼ばれて振り返ると、そこにいたのはのんちゃんだった。


『おわ〜！のんちゃん、ひっさしぶり！元気〜？』


望「めっちゃ元気やで！あ、そや！遅くなったけどAちゃん、デビューおめでとな！」



『ありがとぉ〜嬉しい〜！』



のんちゃん可愛すぎて、テンションおかしくなっちゃう←



その長身とは裏腹に可愛い笑みを浮かべるのんちゃん、超癒されるわ〜。



『てかどうしたの？れんれんに会いに来た？』



望「いやあいつはもうええ。てか見つかりたくない」



『あはは、また何かあった？』



望「いっつもやけどのんちゃんのんちゃん暑っ苦しいねん。全く、仕方なく相手にしてやってんけどな？」



そう言いながらもれんれんのこと大好きなくせに。


って言ったら、ちゃうわ！と顔を赤くして反論されるのは承知なので黙っておく。


『でも私のんちゃん羨ましいなぁ。れんれん、のんちゃんにだとデレデレだもん。私に対してなんか超絶塩だからね』



望「あいつは俺とAちゃんへの対応を足して半分にしたぐらいがちょうどええな笑」



なんて言ってると、れんれんと岸くんの声が聞こえてきた。



あら、と思ってるとのんちゃんが消えた。


見ると壁に隠れている。


どんだけ会いたくないの笑



優太「お、A？何してん？」


『ちょっと、散歩？みたいな。………どうしたれんれん』


廉「……なぁ、今のんちゃんおらへんかった？」



ギクーッとした。


壁から顔を僅かに覗かせたのんちゃんもびっくりしている。


なんでわかるの………。



『いや、なんで？』


廉「なんか、俺ののんちゃんレーダーが反応しとる」



どんなレーダーだよ。


岸くんものんちゃんもはぁ？みたいな顔してるぞ。



『のんちゃんはいないけど、まぁ、私をのんちゃんだと思ってくれてもいいのよ？』



廉「あほか。絶対嫌やし」


優太「廉は素直じゃないからなぁ」



廉「ジジイみたいに言うなや」



優太「俺おじいちゃんやし」←



なんて言ってると、のんちゃんがこっちに手を振っているのが見えた。


れんれんと岸くんにバレないように振り返すと、のんちゃんはそのままどっか行った。



大変だな、のんちゃんも。



てか何しに来たんだろ、ほんと。


もしかしてデビューおめでとうを言うためだけに？



廉「なんやA。行くぞ」



『………のんちゃんいいなぁ』


廉「はぁ？」



うん、ほんとこの子私に対して塩だな。

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