#33. ページ34
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朝、僕が食堂にいると知ったその日から
毎朝早く起きていっしょに無理やり隣で食べて、
下校時は何よりも早く僕のクラス来て寮まで勝手についてきたりして。
体育の時間とか無理やりペアにしたり。
自分は好きでもないくせに大野くんが載ってる雑誌を持ってきて、見ようっていってきたり。
僕が一人にならないように。
僕が少しでも苦手なものに克服できるように。
侑李「けど、僕がどんなに拒絶しても
どんなにひどい態度取っても、
あいつは構わず僕に寄ってくるんだ…っ」
涼介「うん、」
侑李「涼介や大ちゃんにも庇われちゃってさ、
転校生のくせに、何も知らないくせに
味方のふりしてさ……！」
涼介「…うん、」
侑李「……僕、もうどうしたらいいかわかんない」
涼介「そっかあ」
ぽたぽたとペットボトルのラベルに落ちる涙。
なんだか悔しくて、唇を噛んだ
ぽんぽん、と僕の頭に優しく置く涼介の手
涼介「あいつさ、しつけーよな」
侑李「え…、」
左上を見たら、口角をあげて話す涼介
涼介「ちっさいし、ぴーぴーうるさいし、馬鹿だし、すぐ人の問題に入り込むし、他人のことばかりで自分のことは蔑ろにするしさ。
…けど、人一倍努力家で真っ直ぐで純粋で。
間違ったことは間違ってるって言えるやつだよ」
侑李「………」
涼介「知念のこともさ、ただ好奇心で近づいたわけじゃなくて、あいつは普通に知念と仲良くなりたいだけだと思う」
侑李「……僕、嫌いって言っちゃった」
涼介「言ってたね」
侑李「消えてって言っちゃった…」
涼介「ん、でもあいつは知念のこと大好きだよ。
だからその言葉以上に知念と仲良くなりたいと思うし、どんな知念でも受け止めてくれよあいつは。
まあ、信頼とかまだできないかもしれなくても、
Aのこと、一回でもいいから目向けてやって？」
じゃないと、お前来世まで呪われるぞ、
ふわっと笑いながら言う涼介
その顔はとても優しかった。
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なんか微妙ですね(；＿；)
やまちね尊いです ←
900人お気に入りありがとうございます！！( ; ; )
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あかり - 知念くんを誘拐したのって『平成処女軍団』ですよね？笑 (2018年8月2日 10時) (
レス) id: a55de9620b (このIDを非表示/違反報告)
さきいか(プロフ) - NOZOYAMAさん» ありがとうございます！オチは今のところ作らない予定です（；＿；）！すみません… (2017年10月30日 0時) (レス) id: cac4f75934 (このIDを非表示/違反報告)
NOZOYAMA(プロフ) - この作品本当に大好きです！更新大変だとは思いますが頑張ってください！ちなみに、誰落ちって決まってますか？ (2017年10月30日 0時) (レス) id: 1d946e58af (このIDを非表示/違反報告)
さきいか(プロフ) - なたでここさん» ありがとうございます！！いやあ勿体ないお言葉だ…（ ; ; ）！ (2017年10月29日 11時) (レス) id: 6ad8a21525 (このIDを非表示/違反報告)
なたでここ(プロフ) - さきいかさん» わぁあ〜！47話可愛すぎました…！！！さきいかさんよくわかっていらっしゃる…！ww (2017年10月29日 10時) (レス) id: 4131d2a76e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さきいか | 作成日時：2017年10月17日 20時
