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成side
成「ん…」
ゆっくりと目を開いても、真っ暗な闇に包まれたまま。
どうやら目隠しをされてるらしいと気づくまで、30秒程かかった。
これ、俺もしかして誘拐されちゃってる…?
───ガチャ
突然ドアが開いたかと思うと、急に眩しく周囲が光り目が見えなくなる。
目隠しが外されたよう。
?「ようやく起きたな」
明るさに目が慣れて、ようやく周りが見渡せるようになる。
俺は、倉庫みたいな所にいた。
両手足は縛り付けられていて動けない。
黒い服に身を包んだ男が3人。
誘拐されているというのに、俺は驚くほど冷静になれていた。
もっとパニックになるものだと思っていたけれど。
?「おとなしくしていれば手荒な真似はしない。まあおたくのメンバーの出方によっては話は別だけど」
成「……お前らは誰だ。一体何を目的にこんなことする」
?「それはいえないな。作家さんにはわかるだろう?犯人が名乗るなんてまずありえないって」
?「まあ目的だけなら教えてもいいんじゃないか」
?「ああ、それもそうだな」
覆面のせいで誰が話しているのかさえもわからない。
ていうか全員変声機使ってるし。
?「俺らの目的は増田貴久だ。それだけは言っておいてやろう」
成「は!?」
なんでまっすーが…?
まさか、俺を使ってまっすーをおびき寄せようとしてる…?
〜♪
?「早速おたくのメンバーさんからお電話が来たようだぜ」
ディスプレイには、よく見慣れた俺の電話番号が表示されていた。
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渚 - ありがとう くりん (2017年7月4日 13時) (レス) id: 79a8dc4a4c (このIDを非表示/違反報告)
渚 - くりん友達でいてくれるかな (2017年5月20日 9時) (レス) id: 9b20f2cbf5 (このIDを非表示/違反報告)
くりんくりん - 渚さん» もちろん。今まで本当にお世話になりました…ありがとう! (2017年5月13日 11時) (レス) id: 6310bb0aa7 (このIDを非表示/違反報告)
渚 - くりん 長い間お疲れさま。友達で、いてくれるかな。 (2017年5月6日 16時) (レス) id: 9b20f2cbf5 (このIDを非表示/違反報告)
渚 - あのくりん大丈夫かな。私は、ずっとずっとくりんの小説を書くのを。力になるから (2017年4月26日 14時) (レス) id: 9b20f2cbf5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:くりんくりん&ゆりり x他1人 | 作成日時:2016年10月10日 9時