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加藤side
ここ最近、家に帰ってない。
知ってると思うけど、あの日から俺はタクシーの運転手─名前は瀬戸さんらしい─とずっと暮らしてるのだから。
顔見知りとはいえ、一応誘拐犯なわけだから油断は禁物。
こうして誘拐を実行したってことは、万が一のときは手段を選ばないかもしれない。
昔なんかで計画性のある犯人のほうが万が一のときに行動に移しやすいって聞いた気がする。
家からでようとすると、なんかセンサーが作動して、俺の指につけられたリストバンドに電気が流れて俺の指が痺れる。
なんか知り合いにもらった試作品らしい。
電気代半端じゃないんだから、一億なんて節約すれば貯まるだろ←
明日は仕事。仕事に穴を空けたら大騒ぎするってことで、仕事に行くのは許してくれたけど、服に盗聴器が仕掛けられて、助けを求めたら一億請求。逃げればいい話なんだろうけど、あいつなら俺の家に押しかけて、仕事サボってでも張り込みしかけない。
どうする…
小山、まっすー、手越…
信じてるから。
─────────────
小山side
今日の仕事はなんとしてでもシゲに家に帰ってないわけを聞かないと…
いつもは放っておいてもいいか、って思うけど、今のは、何というか…まあ、とにかく嫌な予感がする。
加藤｢おはよー｣
｢シゲ！おはよう(*･ω･)ﾉ｣
聞かなきゃ！
｢ねえシゲ…｣
加藤｢ん？｣
｢おまえさ、なんで家帰ってないの？｣
加藤｢別に？ちょっと友達んち泊まってるの。｣
そういいながらなんかスマホで文字打ってる。
打った文字をそのまんま見せてきた。
『盗聴器が服に付けられてて下手なこと言えない。この前タクシーの運転手に誘拐されて、ずっと部屋から出させてくれなかった。仕事だけは許してくれた。解放するための身代金は1億。助けて。』
文字打つの早！
そういうことか…
俺もスマホで文字打つか…
『俺がなんとかする。大丈夫。俺もまっすーも手越も味方だから。安心して。』
後でジャニーさんに連絡しよう。
タクシーの運転手…絶対許さない…！
俺は全国のタクシー運転手を敵に回してしまったようだ。
全国の瀬戸さん、申し訳ありません。
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渚 - ありがとう くりん (2017年7月4日 13時) (
レス) id: 79a8dc4a4c (このIDを非表示/違反報告)
渚 - くりん友達でいてくれるかな (2017年5月20日 9時) (レス) id: 9b20f2cbf5 (このIDを非表示/違反報告)
くりんくりん - 渚さん» もちろん。今まで本当にお世話になりました…ありがとう！ (2017年5月13日 11時) (レス) id: 6310bb0aa7 (このIDを非表示/違反報告)
渚 - くりん 長い間お疲れさま。友達で、いてくれるかな。 (2017年5月6日 16時) (レス) id: 9b20f2cbf5 (このIDを非表示/違反報告)
渚 - あのくりん大丈夫かな。私は、ずっとずっとくりんの小説を書くのを。力になるから (2017年4月26日 14時) (レス) id: 9b20f2cbf5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くりんくりん＆ゆりり x他1人 | 作成日時：2016年10月10日 9時
