百花繚乱《JUMP》

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岡本side




目が覚めたら、病院のベッドで寝ていた。




近くに山ちゃんと知念がいて、山ちゃんは泣いてた。




掠れて上手く声が出せないけど、それでも精一杯声を出したら、さらに山ちゃんが泣いちゃった。笑



それを見て知念は呆れてるけど。笑




その後、知念が看護師さんを呼んでくれて、先生も来た。




先生には、検査で異常が無ければすぐ退院できると言われた。




そして3日後の朝、無事退院することができ、薮ちゃんとおじさんが迎えに来てくれた。




・





薮「皆ー、圭人が帰ってきたぞー。」





岡「…ただいま。」





久しぶりに事務所に戻ってきて、なんかちょっぴり照れくさかったけど、皆が笑顔で出迎えてくれて嬉しかった。




岡「心配かけてごめんなさい。
もう大丈夫だから。」




中「おかえり。無事で良かったよ。」




高「圭人が目を覚ましたって連絡が入るまで、皆顔が死んでたもんね。」




山「ったく、呑気に2週間も寝てんじゃねーよ。」




薮「そんな山田が1番心配してたけどな。」




山「ちょ、薮ちゃん…！」




知「依頼が来どんなに忙しくてもお見舞いに行ってたのはどこの誰だっけー？」





山「ああ…もうやめてくれ……」





岡「笑笑
山ちゃん、本当にありがとう。」







お「盛り上がってるところすまないが、ちょっと話がある。





今回の件で分かったと思うが、これから危機に直面することが多々あると思う。

だから、それを踏まえてルールを作った。



まず、外出する時は必ず誰かといること。
今回みたいに事務所内で何か起きることもあるから、単独行動をするなとは言わないが、油断しないように。

あとは、何かあったらすぐに誰かに伝えて、その後俺や宏太に報告すること。



もう君達は立派な大人だ。
それは分かっている。
自由を奪ってしまって申し訳ない。


だけどこれから、いつ何が襲いかかってくるか分からない。
命に関わることだってたくさんあるだろう。



だからこれだけは守って生活してほしい。」





山「…おじさんに言われたら、しょうがないよね。説得力しかないもん。」



中「うん、そうだね。」




有「じゃあ俺いのちゃんと買い物行こー」



伊「えーっ、俺大ちゃんやだー。」




有「なんで拒絶するんだよ！」




伊「俺たかきがいいー」




高「えっ、俺！？いいけど…」







お「すまんな、ありがとう。
じゃあ引き続き頼んだぞ。」

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