3-7 ページ25
高木side
救急車には知念が付き添いで乗り込み、俺達はのりくんを連れて、乗ってきた車で事務所に戻った。
薮「おかえり。その子がのりくんだよな？お疲れ。」
高「そうなんだけど、ちょっと話があって。」
中「あれ、知念は？」
高「付き添いで病院に向かった。」
岡「のりくん、あっちの部屋行ってちょっと休憩しようか。
あ、山ちゃんも来てー。」
山「え、俺？いいけど。」
俺が考えてることを読み取ってくれたのか、圭人は山田と共にのりくんを休養室に連れていった。
扉が閉まるのを見届けてから、話を続けた。
高「実は、のりくんを見つけた時、のりくんの隣に女の子がいたんだ。
でもその子、浅い呼吸で苦しそうで意識が無かったんだ。
知念の治癒力も使えない程手遅れな状態らしくて…、救急車呼んで付き添いで知念が乗り込んでいったから、俺達はのりくんを連れて一旦戻ってきた。
知念から連絡が来たら病院に向かおうと思って。」
薮「なるほど。了解、ありがとな。」
有「あ、そうそう。2人がいたのは、西町3号公園で、休憩所みたいなところで身を潜めてた。
えーっと…、あっ、ここ。」
そう言って有岡くんは、地図アプリを開いたタブレットを薮くんに渡した。
薮「おっ、サンキュー。」
高「あとは圭人が、色々事情を聞き出せてるんじゃないかな。」
薮「そうだな。」
・
それからしばらくして圭人が休養室から出て来た。
岡「すごい疲れただろうし、病院に行くまでの間寝かせといた。起きた時に独りだと不安だろうから、山ちゃんが付き添ってる。」
薮「了解。それで、どうだった？」
岡「すごく酷い話だった。
まず、のりくんが施設を抜け出した理由は、ひなこちゃんを病院に連れて行きたかったから。」
薮「ひなこちゃんって、さっき言ってた女の子か？」
岡「そう。」
そして、圭人の口から真実が語られた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 446人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Rare fruit(プロフ) - ゆうみさん» ありがとうございます！超のんびり更新ですがこれからもよろしくお願いします。 (2019年11月18日 7時) (
レス) id: 362d8b3af6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうみ(プロフ) - とても面白いです。これからどんなストーリー展開になるかとても楽しみです♪更新頑張ってください！ (2019年11月15日 23時) (レス) id: bea5fb83fd (このIDを非表示/違反報告)
Rare fruit(プロフ) - やぶねこさん» ありがとうございます！とんでもなく遅い更新速度ですが、これからもよろしくお願いします。 (2019年9月29日 22時) (レス) id: 362d8b3af6 (このIDを非表示/違反報告)
やぶねこ(プロフ) - 大学合格おめでとうございます！！これからのお話、楽しみです！！ (2019年9月29日 20時) (レス) id: 9dd53b3b35 (このIDを非表示/違反報告)
Rare fruit(プロフ) - ☆奏JUMP☆さん» ありがとうございます！！更新何ヶ月も止めてしまい本当に申し訳ないですが、受験が終わったら更新再開するので、それまで気長に待ってて頂けたら幸いです。 (2019年8月20日 21時) (レス) id: 362d8b3af6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Rare fruit | 作成日時：2018年1月3日 13時
