私の先生なのに。

二十三話目！ ページ23

大「あ…じゃぁ…教室いこっか。」









A「う…うん。」









さりげなく手を繋いで、私たちは校舎に向かった。









大「じゃっ…またね！」









A「うん！」









男「あっ！大貴！おっせーじゃん！
どうした？」








大「いやー色々あって…」









男「あれっ…てか今階段上ってるのって、
大貴が言ってた…」







大「あーうるさいうるさいっ！////」









階段をのぼりながら そんな声を聴いて









心の中で笑ってる私









遅い登校だから、









みんなの視線を浴びながらの着席。









でも、恥ずかしい気持ちなんかなくて









頭の中で









今日のことを 思い出したりしていた









一人でニヤけて









朝読書の本で、口元かくしてみたりして









抱きしめられたこと 思い出すと









どうしようもないくらい 幸せで満たされて









慧にバレたこと









慧の冷たい言葉









慧の隣の、咲田先生なんて









ちっとも浮かんでこなかった

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