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まずは、食料調達!と思ったんだけど、よくよく考えたら今海外のお金しか持ってなかったんだよね〜


仕方ないから銀行でお金替えて貰お〜って思って銀行に向かったんだよ、僕は。


銀行についてから特に何も無く、日本円に替えて貰って、後は帰るだけ…って思ってたんだけどさ〜?


なんとびっくり!僕が方向転換しようとして後ろを向いたら、いかにも怪しそうな男達が居るではありませんか!!


銀行強盗なんてやる人、ほんとにいるんだね〜?


まあ、ここで僕がなんかして騒ぎになるのは得策じゃないし、大人しく人質になってあげよ〜って事で…


現在、怪しそうな男の一人にナイフ突きつけられちゃってる☆


彼には僕を殺そうっていう殺気は見えないから大丈夫そうなんだけどさ〜?…あ、ちゃんとめちゃめちゃ怯えてる演技はしてるよ?僕、そこら辺器用だからね〜!


って違う違う、僕の演技の話じゃなくて〜!


僕の斜め前に見える、小さな男の子、あれ薬飲まされた探偵くんじゃないかな〜?その歳の男の子がしていい表情じゃないよ?それ。


あの子が助けてくれるのかな?それは嬉しいな〜わざわざ接近する必要もなくなるし〜!




「そっ、それ以上近付いてみろ…ッ!コイツがどうなってもいいのかッ!?」




うるさいな〜近くで叫ばないでよ〜!っあ!僕の首の皮、ちょっと切れたんだけど〜!


まあ、そろそろお遊びは終わりにしようか。


…ここで目立つのは得策じゃない。かと言って、これ以上この男に捕まっているのも億劫だな…


窓の外にはパトカー。右の入口は空いている。が、左の入口の方には警察の姿が見える。


錯乱状態である男には左の入口は見えていないようだな。男から離れることが出来れば、警察はすぐにでも突入してくるだろう。


さて、ここで問題なのは、一般人という皮を見破られないように如何に男から離れるか。




「…ふ、利用出来るものは利用しようか…」


「あ"?何言っ……ッア"カ"…ッ」




僕が口を開いた途端、飛んできたのはサッカーボール。…普通のサッカーボールで男一人を吹き飛ばせるのか?という疑問はご法度みたいだな。


確実にこのボールはあの探偵少年から飛んできた。自分の身を守る術ぐらいは持っているみたいだ。


まあ、彼のお陰で僕が一般人では無い、ということがバレずに済んだのだから、このボールを蹴ったのが君だということは黙っといてあげようかな。









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エラー(プロフ) - 面白かったです。更新待ってます (2020年7月28日 14時) (レス) id: 69940cb791 (このIDを非表示/違反報告)
みたらし団子 - はじめまして とても面白いですね 更新頑張ってください(体調には気をつけて) (2020年5月18日 22時) (レス) id: 769e86fa3c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:華奈 | 作成日時:2020年3月25日 18時

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