純白ドレスのシンデレラ。Ryosuke.Y

28色目 ページ29

Aside








慧「A」







うわっ！！！びっくりした......








「な、に？」









慧「ｷﾞｭｯ」









「っ....!」








急に抱きしめるなんて、反則....。








慧「よかった....無事で....」








「え？」









慧「Aね、3時間ぐらい寝てたんだよ。俺ずっと心配でさ...目覚まさなかったらどうしよう、って。」









「心配してくれてたんだ...ありがとう。」









慧「それで、嫉妬もしてたの。やきもちやいた。」









「やきもち？嫉妬？」









慧「そ、俺のAなのにーって。ゆーてぃーに取られた感じが嫌で嫌で仕方なかった。」









「もうっ、慧兄ったら....、」









慧「だから今度は、俺が奪うね。」









「えっ！？」









ﾁｭｯ♡









「っ.....///」









不意に奪われた唇は









ずっと熱を持って









慧兄の唇の感触を忘れさせないかのように









ほんとにずっと、熱かった。









「あっ.......」









首筋に甘く痺れる痛みが走る









「跡、付けたでしょ。」









慧「俺のって印、！」









「もうっ////」









慧「むふっ、照れてる。かぁわいい。」









また唇を奪われる









深く深く、お互いを求め合うようなキス。









そんな時、1番思い出したくない光景がフラッシュバックする









有岡先輩と、夏恋のキス









「慧......」









慧「ん..?」









慧の首に手を回してキスをさらに深くする









慧「A...好きだよ...」









「私も、好き...」

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