純白ドレスのシンデレラ。Ryosuke.Y

19色目 ページ20

Aside




涼介「俺の名前知ってんだ。」








知ってんだってあなた........






すごく有名な人なのに。









「涼介先輩、すごく有名な方ですよ。顔も声も良くて運動神経抜群で........」









涼介「そういうの聞き飽きた」









そう言って涼介先輩は行ってしまった









「なんだったの？あの態度。」









涼介先輩が無愛想で素っ気ない態度をとるのは有名だった。








でもまさかあそこまでとは.........









「聞き飽きたって何よ！そんなの私知らないし。」









若干イライラしながら教室に戻る。









戻ったらすぐに夏恋に謝ろう。









「にしても、聞き飽きたですって！わたしはあなたとは違う！！」









？？「荒れてるね？」











「裕翔先輩！！」











裕翔先輩がなぜ私のことを知っているのかは置いといて。









「どうしたんですかー？」









裕翔「名前、聞きに来たんだ。教えてくれる？」









「名前を聞くためにここまで来てくれたんですか？」









なんか、おかしな人だな。









裕翔「ちょっと気になってさ。教えて？」









「A。薮Aです。」









裕翔「薮……？」

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