いなくなればいいのに… part3

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圭人side







今俺は愛佳の病室にいる






だからさ、必然的に2人きりになるの







嬉しいんだよ？

嬉しいんだけど、



1人だと心細いの






だって、目の前にさ、


とっても不安にしてる可愛い可愛い妹がいるんだもん







そんな思いは俺にはわからないからどうしていいかわからないわけで…




いつも兄さんたちに頼ってる分、こういう時間が一番苦手







だから俺は



「大丈夫だよ」



としか言ってあげられない






ごめんね愛佳



こんな頼りないお兄ちゃんで…








・









・









・









・









・









・









・









・









・









・








《prurururu...prurururu...》




電話…？






「はい、」





_____「圭人！」






「大ちゃん…？どうしたの？」






_____「とりあえず、急で悪いんだけど、5階の509号室に来て欲しい」





「509号室…？わかった…。


愛佳は…？」





_____「あとですぐ来るからって言って！


早く！お願い。時間がないんだ…」






「うん…」





_____「じゃ、圭人、よろしくな！」



《プツッ…》







…どういうこと？

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