いなくなればいいのに… part3

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侑李side







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遅いなぁ…







何話してんだろ…









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まぁ


今までろくに話して来なかった姉妹が話すことなんていっぱいあるか。





そんなことに僕が突っ込んでも何にもならない





いまさら なんて思っても、僕が聞けるもんじゃない









僕 医者のくせにAのこと全然見てあげられなかった


Aが倒れるまで病気だってこと気づかなかった









ごめんね




こんなお兄ちゃんで…









でもこれからはしっかりするから



ちゃんとAのことも見るから





またたくさんはなそ？





たくさん遊ぼ？









だからさ、

手術受けてよ…






受けて元気になってよ…






Aが生きていてくれないと、僕が謝ることすらできないじゃん…





ただの罪滅ぼしかもしれないけど、僕は謝りたい







それで、前みたいに笑って過ごしたい






作り笑いじゃなくてほんとの笑顔で過ごしたい











だからお願い









その綺麗な笑顔で僕のこと 侑李にぃ って呼んで…










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ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ…






A！





『侑李せんせ、ありがとう』








あ…、





｢…うん｣









また兄妹のあいだに壁が出来ちゃったのかなぁ…
















『…ねぇ侑李せんせ？』





｢…？

A…どうかした？｣








『あのさ、…』







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__________『どうやって死ぬのが1番楽…？』









…は？






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移行のお時間です！


全体に公開したので見れるはずです！

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