小瀧くんに密着中 ページ18
小瀧「はい！上がって！」
A「あ、うん、おじゃましまー・・・え！！！！！」
靴が一足も出ておらず、ごみひとつ落ちてない小綺麗な玄関。
相変わらず、WESTのメンバーの部屋はいいにおいがするな〜なんて考えながら、のんちゃんから背中を押されリビングに入った。その光景に驚く。
A「え？！誰の誕生日？！」
小瀧「え！！Aちゃん、来週誕生日やろ？！ほんまは誕生日当日にしたかってんけど、その時誰に密着してるか分からへんし……ちょっと早いけど！！」
びっくりした。
リビングの中は、まさにお誕生日会。
ピンクや赤や白といった、女の子が好きそうなカラーのバルーンや風船で埋め尽くされていて。
テーブルの上にはバラの花束と花びら。
だけど。誕生日なんてWESTの誰にも教えてなかったのに…。
A「どうして私の誕生日を…？？」
小瀧「あ、いや、ごめん、Aちゃんが以前から付き合いがあるって言ってた出版社の人から聞き出した」
びっくりして、私は口をあんぐりと開けたままで。
小瀧「え。Aちゃん、怒ってる？！勝手にそんなこと聞き出すな、思てる…？」
きゅるんと子犬のような大きな黒目が少し悲しそうに私に向いた。
A「ううん！すっごく嬉しい！こんなことしてもらったの、生まれて初めてだよ？！」
小瀧「え！ほんま？！…初めて、なん？？」
A「うん！こんなサプライズ初めて！！嬉しい！」
サプライズなんて。されたことない。
だから、こんなに嬉しいんだ。
少し照れて笑うのんちゃんが、可愛くて可愛くて。
A「のんちゃん！！ありがとう！！」
思わずのんちゃんに抱きついていた。無意識だった。
小瀧「え！！！」
のんちゃんは固まってしまって。
はっ！！と顔を見上げると、耳と顔を真っ赤にして。
その顔を見て、思わず正気になる。
A「わわわわ！！ごめん！！」
バッと、のんちゃんから離れると、のんちゃんは顔を赤くしたまま、私の腕を引いた。
え？と思ったその瞬間、私はのんちゃんの胸に抱き寄せられた。
小瀧「……Aちゃん、好きや」
A「へ・・・のん、ちゃん・・・」
小瀧「まだ、会ってそんな経ってへんけど…けど。多分、一目惚れやねん……。俺と、付き合ってくれへん…？」
のんちゃんは私をギュウッと強く抱きしめた。
小瀧「……返事は、密着が終わってからでええから。」
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JWJUMP(プロフ) - 続きがみたいです！更新お願いします！ (2019年8月28日 21時) (
レス) id: 066d296756 (このIDを非表示/違反報告)
さつまいも - 更新お願いします！！続きがすごく気になる、、 (2019年8月11日 12時) (レス) id: 61cadefdc0 (このIDを非表示/違反報告)
JWJUMP(プロフ) - 更新頑張ってください (2019年8月3日 23時) (レス) id: 066d296756 (このIDを非表示/違反報告)
ましゅろ - 作者様の書き方がとても上手くて作品に惚れてしまいました！これからも作者様のペースで更新頑張って下さい、応援しています！ (2019年6月14日 4時) (レス) id: 7922eae3f5 (このIDを非表示/違反報告)
atu66mi67yu129(プロフ) - いつも楽しみに拝見してます。毎回ドキドキニヤニヤしてます。これからの展開がどうなるんでしょうか？私は紫ジャスミンなので…そっちを願います。これからも更新楽しみにしてます。頑張ってください。 (2019年6月11日 11時) (レス) id: c65eb063a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏海 | 作成日時：2019年5月19日 5時
