藤井くんに密着中 ページ25
思わず山田くんに顔を向けると。
あれ。山田くんもお酒弱いのかな？？顔と首を真っ赤にして、少し照れたように私を見る。
岡本「山ちゃん、Aさんに初めて会った時に素敵だなーと思ったみたいで。よく俺らにも「なんとかお近づきになれないかなー」なんて言ってるんで。」
山田「おーかーもーとー！！！てめぇ・・・」
山田くんは、岡本くんを睨みつけるんだけど。
岡本くんはニヤニヤしているだけで。
ふと、藤井くんに目を向けると、手元のグラスに視線を落として、ただ無言で飲み続けていた。
その姿があまりに美しくて、思わずシャッターを切る。
カシャッ、という音にそこにいた全員が驚いたように私に顔を向けた。
A「あ、ごめん。藤井くんがあまりに綺麗な顔してたから」
藤井「なんやねん」
藤井くんは少し恥ずかしそうに笑う。
山田「ちぇ。結局、流星か。」
岡本「そりゃそれが仕事ですもんね。」
みんな「あははは」と笑い、とりあえず、山田くんと岡本くんのさっきのフリはスルーできた。
その後は、みんなでワイワイ談笑しながら、私はみんなからどんどんお酒を勧められて。
藤井「Aちゃん、めっちゃ強いやん」
A「いや、でもさすがに…。ちょっとお手洗い行ってくる」
山田「え？！大丈夫？？俺、一緒に行こか？？」
A「ううん！！大丈夫」
立ち上がりかけた山田くんを制して、私はトイレに向かった。
うー。やばい。みんなにどんどんお酒をすすめられて。
そのまま飲んじゃって。
さすがにちょっと、フワフワするかも。やばいな。
足取りがおぼつかなくて、フラフラする。
ちょうどトイレの手前。
床が段差になっていることに気がつかなくて。
あ、やばい。
こける。
そう思った瞬間、がっしりと大きく広い胸に抱きとめられた。
藤井「あぶなっ」
私より30cm近く背が高い藤井くん。
抱きとめられて、見上げるように藤井くんの顔を見る。
おおお、下から見てもやはり彫刻のように整った顔立ち…。
藤井「Aちゃん、大丈夫なん？？飲みすぎちゃう？？」
A「あああ、ちょーっと、調子乗りすぎたかも。うう」
もうすでに頭はぐわんぐわんしていて。
藤井くんが私の両腕を掴むようにして、支えてくれているから、かろうじて立っていられる状態だった。
藤井「あかん。一旦、お開きにするわ。」
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可愛川麗華 - コメントのお返しありがとうございます!すいません、この作品ではなく、別の作品でお願いします。今回もドキドキする作品をありがとうございました!とっても面白かったです。お兄さん組の作品も楽しみに待ってます！頑張って下さい！ (2019年5月19日 2時) (
レス) id: 03ed3147e8 (このIDを非表示/違反報告)
夏海(プロフ) - 妄想が好きな変態女子。さん» 嬉しいコメントありがとうございます！ちょっと迷いましたが、今回はモテモテハーレムのお話にしてみました笑 こんな全員から想われるなんてあり得ないよな…なんて葛藤もありながら本当に夢のような話ですよね笑 続きも読んでもらえたら嬉しいです！ (2019年5月18日 23時) (レス) id: d8c478152b (このIDを非表示/違反報告)
夏海(プロフ) - 可愛川麗華さん» リクエストありがとうございます！しげの狂愛ですか！…えっとそれはこの作品で、という意味ですか？こちらではしげは割と爽やかキャラでいこうかと思ってますので別作品でもよければ頑張ってみます！！よろしくお願いします＾＾ (2019年5月18日 23時) (レス) id: d8c478152b (このIDを非表示/違反報告)
夏海(プロフ) - 可愛川麗華さん» 面白いと言って頂いてありがとうございます！とっても嬉しいです！！続きを楽しみにしてもらえるなんて感無量です…泣 これからも頑張りますので、よろしくお願いします＾＾ (2019年5月18日 23時) (レス) id: d8c478152b (このIDを非表示/違反報告)
夏海(プロフ) - リサさん» 嬉しい感想をありがとうございます！続きも頑張っていきますので、今後ともよろしくお願いします！ (2019年5月18日 23時) (レス) id: d8c478152b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏海 | 作成日時：2019年5月10日 23時
