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何度口を閉じようとしても、伊野尾くんが無理やり開かせる。
伊野尾くんの舌が私の口内をまさぐって、腰を引き寄せていた方の手は私の背中を抱え込むように回され、もう片方の手は後頭部を押さえつけられる。
男の力で押さえつけられた私は全くの抵抗ができない。
A「、っ、ちょ、、っ、ん！」
言葉すら発する余裕もない中、背中に回されていた伊野尾くんの手が私のお尻をなぞるように触った。
その手は、そのまま私のシャツの裾を引き出し、そこから侵入してくる。
素肌に伊野尾くんの手の感触を感じた時。
本当にやばいと思った。
怖い。
気がつくと、涙がポロポロ流れだしていた。
伊野尾「、ん、、泣いちゃったの？……ほんっと可愛い」
目を細めて満足そうに私を見ながら、伊野尾くんの舌はさらに私の舌を絡めてくる。
シャツに入った手もどんどん上に上がっていき。
その手がそっと私の胸を包んだ。
やだ、どうしよう。こわい、こわいよ。
助けて。
こわい！！！！！！
助けて！！！！！
がちゃっ。
その瞬間、扉が開く。
驚いた伊野尾くんは、唇を離した。
A「し、げおか、くん……」
涙でかすんだその視線の先にいたのは、「はぁはぁ、」と息をきらしていた重岡くんで。
重岡「なにしてんねん」
いつもニコニコで明るくてお茶目な重岡くんなんかじゃなくて。
目が据わった状態で。
声もいつもの甘く高い声なんかじゃなくて。
低く、ドスがきいた声。
重岡「離れろや。」
重岡くんに睨まれながらそう言われた伊野尾くんは、私から手を離す。
伊野尾「あーあ、つまんないの。」
伊野尾くんはそう言うと、倉庫から出て行こうとする。
重岡「待てや。」
伊野尾くんが出て行こうとした瞬間、重岡くんが伊野尾くんのお腹をパンチした。
その衝撃に私は驚く。
伊野尾「いっってぇえええ！！！！！」
重岡「一応先輩ですし。顔に傷つけたらいけないでしょうし。これくらいにしといてあげますわ」
伊野尾「っ、お前……」
重岡「ジャブっすよ。それくらい大したことないでしょ。ちゃんと鍛えてれば。」
ガリガリの伊野尾くんにとても腹筋がついているとは思えなくて。
伊野尾くんは、ちっ、と舌打ちをして、お腹に手を添えて前かがみになったまま、その場から出ていった。
その場にへなへなと座り込んだ私の前に重岡くんも座り込む。
重岡「……大丈夫、……じゃない、わな…」
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可愛川麗華 - コメントのお返しありがとうございます!すいません、この作品ではなく、別の作品でお願いします。今回もドキドキする作品をありがとうございました!とっても面白かったです。お兄さん組の作品も楽しみに待ってます！頑張って下さい！ (2019年5月19日 2時) (
レス) id: 03ed3147e8 (このIDを非表示/違反報告)
夏海(プロフ) - 妄想が好きな変態女子。さん» 嬉しいコメントありがとうございます！ちょっと迷いましたが、今回はモテモテハーレムのお話にしてみました笑 こんな全員から想われるなんてあり得ないよな…なんて葛藤もありながら本当に夢のような話ですよね笑 続きも読んでもらえたら嬉しいです！ (2019年5月18日 23時) (レス) id: d8c478152b (このIDを非表示/違反報告)
夏海(プロフ) - 可愛川麗華さん» リクエストありがとうございます！しげの狂愛ですか！…えっとそれはこの作品で、という意味ですか？こちらではしげは割と爽やかキャラでいこうかと思ってますので別作品でもよければ頑張ってみます！！よろしくお願いします＾＾ (2019年5月18日 23時) (レス) id: d8c478152b (このIDを非表示/違反報告)
夏海(プロフ) - 可愛川麗華さん» 面白いと言って頂いてありがとうございます！とっても嬉しいです！！続きを楽しみにしてもらえるなんて感無量です…泣 これからも頑張りますので、よろしくお願いします＾＾ (2019年5月18日 23時) (レス) id: d8c478152b (このIDを非表示/違反報告)
夏海(プロフ) - リサさん» 嬉しい感想をありがとうございます！続きも頑張っていきますので、今後ともよろしくお願いします！ (2019年5月18日 23時) (レス) id: d8c478152b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏海 | 作成日時：2019年5月10日 23時
