RMPGクリニック

・虫歯3 ページ10

北「じゃあ、今からちょっとチクっとするよ？」

慎「Aちゃん、頑張れ！」

患「、、、(泣)(泣)(泣)
ﾋﾞｸｯ(泣)」

北「どうした？
痛かったかな？」

患「痛い、、、やっぱり無理(泣)」

北「これだけ頑張ったら痛いの無くなるんだけどな？」

患「なんか、痛いし、気持ち悪くなってきた、、、(泣)」

北「気持ち悪くなっちゃった？
ごめん、ごめん。
ちょっと休憩しようか？
脈測るからお手てかしてくれるかな？」

慎「よしよし、大丈夫だからな！」

患「先生、怖いまた痛いことする、、、。
うわーん(泣)(泣)(泣)」

北「気づいてあげられなくてごめんね。
先生のこと怖くなっちゃったか？」

慎「北人先生すごす優しいよ？」

患「・・・」

北「本当にごめんね、ちょっと時間置こうか、先生お母さんに説明しに行ってくるね？」

患「早く、出ていってほしい、、、」

北「すいません。
お母さん、Aちゃんのことで話があるんですけど、ついさっき、麻酔をしようとしたらAちゃんしんどくなってしまったみたいで、今休憩して、時間おいて続けようとしてるところなんですけど、もし、心配でしたらもう少し休憩してもらってお家に帰ってもらって後日という事でも可能なんですけど、どうしましょう？
恐らく、違う先生に診てもらうことになると思うんですけど、どうしましょう？」

患母「娘と話し合っても良いですか？」

北「どうぞ！」

ガチャ

北「Aちゃーん、お母さん来てくれたよ？」

患「まま、、、(泣)」

慎「Aちゃん、良かったね！」

患母「先生から聞いたよ、しんどくなっちゃったんだってね？」

患「うん、でも、もう大丈夫！」

北「Aちゃん、やっぱり、もう少しだけ先生と頑張ってみない？
僕が嫌なら違う先生も呼んでくるけど、、、？」

患「、、、さっきはごめんなさい。」

北「なんで謝るの？」

患「A先生にひどいこと言った(泣)」

北「大丈夫だよ！
怖かったんだよね？
すぐに気づいてあげられなくてごめんね。」

患「いいよ。」

北「Aちゃん、もう一度頑張ってみない？
Aちゃんは、お鼻でゆーくり深呼吸してくれたらいいから」

患「出来るかわからないけど、頑張ってみる」

慎「偉いな〜ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ」

北「お利口さんだね！
Aちゃんに提案なんだけど、もう一人だけお兄さん呼んできてもいいかな？
すごく優しい先生だから大丈夫！
このお兄さんには手を繋いでもらってくね？
その方が安心するでしょ？」

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