RMPGクリニック

・インフルエンザ2 ページ3

鈴「喉が少し炎症を起こしてますね。
Aちゃん、今喉痛くない？」

患「ぃたくなぃ(泣)」

鈴「本当に？
それを教えてくれないと先生薬出せないんだよね？
Aちゃんもずっと喉いたいの嫌じゃない？」

患母「本当に痛くないの？」

患「(泣)(泣)(泣)」

鈴「しんどいね、ﾖｼﾖｼ
分かった、痛くないんだね？
でも、一応念のためお薬出しとくからお家に帰ったら飲むんだよ？」

患「薬なんか要らないもん(泣)」

患母「こら！
何でそういうことを言うの？」

鈴「そうだよね、お薬要らないよね？
でも、お薬飲まないといつまでもしんどいままだよ？」

患「Aは病院に行くなんて言ってないもん(泣)
お母さんが無理やり連れてきたから(泣)」

患母「もう、A言うこと聞きなさい！」

夏「お母さん、少し落ち着きましょう？」

患「もう帰る(泣)
Aの体なんかどうなってもいいもん！」

ｶﾞﾗｶﾞﾗ

ﾊﾟﾀﾊﾟﾀﾊﾟﾀ

うゎーん(泣)

鈴「ちょっと待って！」

？「君、どうしたの？」

患「離してよ！」

？「それはちょっと無理かな？
ここはどこか分かるよね？」

患「知らない(泣)」

？「分かってるでしょ〜？
ここは、病院だから他にもしんどい人とか居るから静かにしないとダメだよ？」

鈴「Aちゃーん、あ、町田先生すいません。」

町「大丈夫？」

鈴「大丈夫、、、です苦笑」

町「まだ診察終わってないの？」

鈴「はい、まだなんですけど、治療しなくていいって言って出ていってしまって、、、」

町「そうなんだ、よし、じゃあAちゃんお兄さんも一緒にいくから、さっきのお部屋に戻ってみない？
誰も怒ってないから大丈夫！」

患母「あのこ大丈夫ですかね？
私いない方が良いですよね？
外で待ってます。」

夏「Aちゃんも分かってると思いますよ？
大丈夫です！」

患母「やっぱり、外で待っときます！」

夏「そうですか、分かりました！」

鈴「遅くなってごめんなさい！
あれ？お母さんは？」

夏「お外で待ってるそうです。
だいぶ自分を責めてるみたいで、、、」

町「はーい、ただいま！！！」

鈴「Aちゃん、お母さんお外で待ってるからお兄さんと検査頑張ろっか？
あと、２つくらいで終わるから」

町「インフルの検査か？」

鈴「はい！」

町「よし、Aちゃん、お兄さんのお膝においで！」

鈴「ありがとうございます！」

夏「おー、良いね！！！」

その後、インフルの検査や点滴をして、検査をした結果陽性だった。

fin

作者より。→←・インフルエンザ1

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