30* ページ32
AKITO SIDE
______
『なぁ、なんでかて聞いてんねん。』
淳太が気に食わない顔で俺を見つめる。
遅れたのは悪いと思うけど、そないしてまで怒る理由が分からへん。
『雄也とでも居ったんか?』
「え?なに言うてんの?」
あ、やっぱ何でもない、と食い下がる淳太はいつもと違い余裕が無いように見えた。
それでいてあんなに俺様なのに、視線を逸らし顔を真っ赤にして照れている。
それって、もしかして...
「...俺への独占欲?」
俺が掛けた言葉にあからさまに反応する。
それから何秒立っても否定の言葉は出ず、俺の言ったことは合っていたらしい。
「へへ、淳太もかわええとこあるんやな〜」
あんなにどSな奴がこないして余裕無くなって俺の事を考えてたって思うと、いきなり淳太が愛しく感じてきた。
そんな事を考えていたのも束の間、いきなり淳太が俺の腕を掴み抱き寄せる。
抵抗する間も無く、淳太の顔は俺の耳元へと移っていた。
『お前、俺の事舐めとったら痛い目に合うで?』
耳元で囁かれた男らしい溜息混じりの声に、体は自分の意と反して素直に反応してしまう。
そんな淫らな俺の姿を嘲笑うように、耳を甘噛みしたり、舐めたりし始める。
「ンぁっ、耳、やっ 、!」
そんな俺の言葉に一切聞く耳を持とうとしないで、淳太は俺の耳を攻め続ける。
自然と声が上がり、腰が疼くようになった時、全身が快感によって痺れる感覚を覚えた。
それを見た淳太が、驚いたのと面白がったように俺を見つめる。
『なに、照史、
キスだけで 、 イ.ったん?』
.
445人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズWEST」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
オレンジ染色体(プロフ) - はじめまして。この作品大好きですお忙しいとは思いますが、更新頑張ってください!! (2017年10月8日 14時) (レス) id: c8d9d4df0e (このIDを非表示/違反報告)
阿呆田やで笑 - 続き楽しみにしてます!このあとの展開に期待してます!笑 (2017年7月26日 14時) (レス) id: ef56bcdcce (このIDを非表示/違反報告)
桜 - 続きお願いします!! (2017年7月24日 19時) (レス) id: 691e187b55 (このIDを非表示/違反報告)
すず(プロフ) - 腐女子友達って我のことかね!?!?(( (2017年6月29日 21時) (レス) id: 2e551f1271 (このIDを非表示/違反報告)
鳳清四郎(プロフ) - いつも楽しく拝見しております。疑問なのですが、R18のフラグはたてないのでしょうか? (2017年6月27日 23時) (レス) id: d8dc3cfa3a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:紫英 | 作成日時:2016年12月20日 4時