jumpと姫

☆彡18 ページ18

AMIX


A「もしもし？」


電話の相手は…




侑「あ、A♪僕だよ！」


侑李だった



A「どうした？」



今まで、HSJのメンバーから


電話がかかったことがあまりなかったから



何かあったんだろうな…



侑「あの…さ…。

もし、僕が質問したら、Aは答えてくれる？」


A「うん。何かあった？」


質問…。されるのかな？


なんだろ。






すこしの沈黙





侑「今日、涼介とキスしたの？」



え



私の心は真っ白になる。



…。



A「どうして、知ってるの？」




侑「そう言うってことはしたんだね…


涼介から聞いちゃったんだ…」



A「…そっか」



恥ずかしい。




バレるなんて。




ていうか


メンバーとプロディーサーが



キスなんかしていいわけ？



…はぁ。



侑「あのね、真剣な話。

いきなりだけど、していい？」



A「う、うん…。」



まだあるのかよ


ぶっちゃけの本音



侑李は勘が鋭いからなんか気まずい。



侑李は私のことなんでもお見通し？






A「真剣な話は？」





また沈黙…







侑「僕にしなよ…」




侑李がボソッという



え？


A「侑…李？///」



真剣な声の侑李は


少し大人びて、色っぽくて…



侑李「僕ね．Aの事が…。


だから


明日、コンサートがんばったら



帰りにデートして！


コンサート会場の準備室で


8時に待ち合わせだから！」




照れ隠しなのか


早口で勝手に決めていく侑李




少し、私の胸に染み…って！！！





A「ちょ！ちょっとまってよ！」



このままじゃ、侑李のペースになっちゃう！


だけど


。


。


。



もう遅かった…



侑「んじゃあ…来ないと


もっと


激しいことしちゃおっかなぁ♪




ってことだからっっっ！




おやすみ！A！」



…


…



やってしまった！



「ツーツーツーツー」



私の手には



通話が終了したとしらせる通知音が鳴る携帯

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