. 経管栄養 ページ25
大貴サイド
どうにか説得して処置出来るようになったはいいけど、やるの俺なんだよね…
�睫擇�言うには、意外と器用だから…とかなんとか。選ばれたからには頑張るけどさ。笑
それより、圭人ガチガチだな…
「そんなに緊張しなくて大丈夫。リラックスして〜。」
とは言ったものの、緊張するなって方が無理か。笑
皆もフォローはしてくれてるけどね。
侑「大貴の方が緊張してない？こっちまで移っちゃうよ。ね、圭人？」
圭「ふふ、そうかも。」
良かった、まだ少し余裕はあるみたい。
その会話を聞きながら、栄養剤のセッティングを済ませ、チューブにジェルを付ける。
同じタイミングで、薮ちゃんが圭人の顔を固定して、もしもを想定して山田と知念は手を握り、�睫擇蝋�のあたりを軽く抑制した。
それが不安を煽ってしまったのか、圭人は泣き出しそうな顔をする。
圭「ん…」
宏「ごめんな。大丈夫だとは思うけど一応お顔支えるね。」
よし、スイスイって入れて早く終わらせるぞ。
「入れるよ〜。ちょっと我慢ね。」
チューブを入れると、ビクッと顔が動きそうになったけど、薮ちゃんの固定のおかげでセーフ。
気を取り直して少し奥に進めると、圭人の顔が苦痛に歪む。
圭「んっ…ん〜…っ…泣」
宏「凄い、凄い。頑張れてるよ。」
ぽろぽろ涙を流しながらも精いっぱい動かないでくれた圭人のおかげで、喉までは順調に来れた。
こっからは技量が試される。というか圭人にタイミングを合わせないといけない。
「圭人、ごっくん出来る？」
圭「んっ、ん、ぅっ…！」
ゴクッと喉が動いたタイミングでチューブをぐいっと進める。
その刺激で、ゲホゲホと咳き込む圭人。
「上手！ゆっくり呼吸しようか。ちゃんと待ってるからな〜。」
圭「げほっ、げほげほっ…も、やだっ…泣」
そりゃそうだよな…
雄「やだね。でも後少しだから頑張ろう？」
圭「げほっ、やだっ…っ、いたいっ…ｸﾞｽﾞ…うぅうっ…泣」
透かさず�睫擇�フォローしてくれたけど、やだやだって本格的に泣き始めてしまった。
心が折れちゃったか…どうしようかな。
と考えていたら、
侑「けーと、お水飲まない？痛いのマシになるかもよ。」
いつ持ってきたのか、知念が水の入ったコップにストローを挿して圭人の口元に近づける。
圭人は一瞬迷ったみたいだけど、少しだけ飲んだ。
すると知念は、圭人の頭を撫でて、俺に口パクで言った。
「進めて」と。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 247人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
つくし(プロフ) - ssfkさん» コメントありがとうございます！すぐには出来ませんが別の案が思いついたら書いてみます！ (2020年4月30日 21時) (
レス) id: e99bb8d8e9 (このIDを非表示/違反報告)
つくし(プロフ) - ゆーさん» ありがとうございます！更新を待って下さる方がいるだけで行き詰まっても頑張れます…！ペースは安定しませんが、これからも楽しんで頂けるよう頑張ります！ (2020年4月30日 21時) (レス) id: e99bb8d8e9 (このIDを非表示/違反報告)
ssfk(プロフ) - 経管栄養をされるりょうすけくんもよみたいのでできましたらお願いします (2020年4月30日 21時) (レス) id: fa29755135 (このIDを非表示/違反報告)
つくし(プロフ) - 受け付けてます！ただ物凄く時間が掛かります…。でも山田くん高木くんペアでのお話はまだ書いてないので内容を思いつき次第書こうと思います！気長に待って下さると大変助かります…コメント有難うございました♪ (2020年4月30日 21時) (レス) id: e99bb8d8e9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆー(プロフ) - 更新いつも楽しみにしてます！ (2020年4月29日 22時) (レス) id: c89e3ac024 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作成日時：2020年3月22日 3時
