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慧サイド
たまたま前にいた知念が倒れかかって咄嗟に支えたら、じんわり熱い体温が伝わってきた。
知念からは大丈夫って言われたけど診察必至だなぁ。
だって今日はメンバー全員いるからね。
楽屋に着くと、真っ先に裕翔が気づいてその声に圭人が体温計を持ってくる。
そこへ次々にメンバーが集まって一瞬で知念の周りに全員集合。
圭人に体温計を脇に挟まれ、落とさないよう腕を押さえられた知念は、「こんなはずじゃなかったのに」って顔してる。笑
その間に�睫擇�診察用のバッグを持ってきてくれて、あっという間に診察できる状態に。
圭「あ、鳴ったね〜。38度6分ね。」
侑「んーん、ないもん…」
裕「ん？しんどくないの？でもお熱あるから、あっちのベッドで体休ませてあげよっか。」
早くもグズりそうな知念を裕翔が抱っこでベッドに連れて行く。
知念は抵抗するのも辛いのか、されるがままベッドに横になった。
怖いなぁ、脱水起こしてるかも。
「お口あーんして？」
侑「やぁ…」
舌圧子とライトを知念の口元に持っていったけど、いやいやと首を振られる。
涼「やじゃないの。熱もあるし、辛いんでしょ？いのちゃんに助けてもらいなさい。」
お説教モードの山田が諭すように言うと、怖かったのか知念の涙は決壊寸前。
それを見た圭人が手を握って頭を撫でる。
圭「ちーちゃん、大丈夫だよ。いのちゃん優しいもん。」
「痛くないからね。あーんできる？」
侑「ｸﾞｽﾞ…あ……っ、けほけほっ…」
「ん、いいよ。喉真っ赤だけど痛くない？」
侑「…ちょっとだけ。」
ちょっとだけかぁ。知念こう見えて我慢強いから結構痛いんだろうな。
それより気になるのは…
「ちょっと爪ぎゅってするね〜。」
知念の親指の爪を押して脱水してないか確かめる。
侑「やっ、たいっ…」
白くなった爪を離すとすぐに赤くなるはずなのに、やっぱり戻りが遅い。
「痛かった？ごめんね。知念ちょっと脱水しちゃってるから後で点滴しようね。」
侑「え…やだぁ…お水飲めるもん…」
「お水ももちろん飲んで欲しいけど、それだと足りないの。だから点滴で助けてあげようね。」
侑「やぁだぁ…泣」
泣くのは想定内だけど知念相手だとどうも心が折れそう。笑
涼「ゆーり、楽になる為に頑張ろう？痛いのは一瞬。ほら、いのちゃんモシモシしたいって。」
でもこうして助けてくれるから大丈夫だよね。
無理やりにでも点滴はしないと…
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つくし(プロフ) - ssfkさん» コメントありがとうございます！すぐには出来ませんが別の案が思いついたら書いてみます！ (2020年4月30日 21時) (
レス) id: e99bb8d8e9 (このIDを非表示/違反報告)
つくし(プロフ) - ゆーさん» ありがとうございます！更新を待って下さる方がいるだけで行き詰まっても頑張れます…！ペースは安定しませんが、これからも楽しんで頂けるよう頑張ります！ (2020年4月30日 21時) (レス) id: e99bb8d8e9 (このIDを非表示/違反報告)
ssfk(プロフ) - 経管栄養をされるりょうすけくんもよみたいのでできましたらお願いします (2020年4月30日 21時) (レス) id: fa29755135 (このIDを非表示/違反報告)
つくし(プロフ) - 受け付けてます！ただ物凄く時間が掛かります…。でも山田くん高木くんペアでのお話はまだ書いてないので内容を思いつき次第書こうと思います！気長に待って下さると大変助かります…コメント有難うございました♪ (2020年4月30日 21時) (レス) id: e99bb8d8e9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆー(プロフ) - 更新いつも楽しみにしてます！ (2020年4月29日 22時) (レス) id: c89e3ac024 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2020年3月22日 3時
