腹黒 × 性悪 = ____

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…





「ただいま……」









ドアを執事が開けて、入った瞬間。
玄関から見えたのは...









？「Aー！！会いたかったぁ〜」





「もしかしてお酒飲んだ？お兄様」





？「あぇ？わかる〜？のんじゃった」









____ありがとうございます。
そう聞こえた後、喋り声が耳に届いた。



まさか、兄がいるなんて思いもしないだろう。









山『A、降りるの早すぎ...』





『『『…………』』』









『『『ま、まさきさん！！』』』









その " まさきさん " というのが私の兄。
小さい頃から私と幼馴染な彼らにとっては
義兄のような存在でもあって。









雅「久しぶりみんな。またまたイケメンになって〜」





知『... ね、雅紀さん酔ってる？』





「そうみたい... 笑」





雅「何、A。このイケメンくん達はいつもここに泊まってるの？」





「そうだよ。私と使用人だけじゃ不安だからって、お父様が」





雅「あ、そーゆうことねぇ。ならいいや」





薮『… 何か心配事でも？』





雅「いやあ、ね。君らも思春期だからさー。何かAに手出したりしてないかなって」





山『まさか。名家のお嬢様に手など、私どもはお出しできません、笑』





雅「嘘つけ 笑 ま、山田くんとかならいっかー」





岡『相変わらず、軽いね 笑』





「少しは変わったことを期待していたのに」









お兄様が来たことで、
篠崎のことも忘れ平和だった。なのに…









ピンポーン

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