活動限界 ページ47
食堂は多くの生徒で賑わっていた。
「デクくんとAちゃん、何だろね」
「オールマイトが襲われた際 二人とも飛び出したと聞いたぞ。
その関係じゃないか？」
飯田と麗日は列に並びつつオールマイトに呼ばれた二人について話していた。
「緑谷くんは、蛙吹くんが言ってたように超絶パワーも似ているし」
「確かに！
…あれ、じゃあAちゃんは？」
麗日は眉を寄せて顎に手を当てた。
その素振りに飯田も同じようなポーズで考え込む。
「うむ……そういえば空間くんとオールマイトは面識があるようだ」
「Aちゃんはオールマイト″さん″て呼んでるもんね」
「二人ともオールマイトに気に入られてるのかもな、さすがだ」
「…………」
そんな二人の会話を轟は横目で聞いていた。
「『50分前後…!!?』」
一方その頃、仮眠室ではオールマイトとその正面に緑谷とAが座って話をしていた。
「ああ……私の活動限界時間だ、無茶が続いてね。
マッスルフォームはギリギリ一時間半くらい維持できるって感じ」
「そんなことに…」
『もうそんなに短く…』
オールマイトは二人にお茶を出す。
「ご……」
「謝らんで良いよ！
全く似たとこあるよな君と私」
謝ろうとした緑谷の言葉を血を吐きながら笑うオールマイト。
「それより体育祭の話だ。
君はまだ″ワン･フォー･オール″の調整出来ないだろ、どうしよっか」
「……あ…でも一回…！
脳ミソ敵に撃った時…反動が出なかったんです」
『え…！』
「ああ！そういや言ってたな!!
何が違ったんだろ」
お茶を飲んでいたAも机の上に置いて緑谷を見る。
「……初めて…人に使おうとしました」
緑谷はブツブツと呟くと、自分の拳を見つめながら言った。
「Umm…無意識的にブレーキをかけることに成功したって感じか」
『なんにせよ、進展はしてる……良かったね』
「う、うん……」
Aは緑谷に笑いかけるが、緑谷はどこか不安そうな面持ちを浮かべる。
それを見かねたオールマイトが口を開いた。
「ぶっちゃけ 私が平和の象徴として立っていられる時間って 実はそんなに長くない」
「そんな…」
『………』
その言葉にAと緑谷は揃って顔を俯かせた。
「悪意を蓄えている奴の中にそれに気づき始めている者がいる。
君に″力″を授けたのは″私″を継いで欲しいからだ！」
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jumpcontrolbear(プロフ) - コメントありがとうございます！！更新の励みになります！！絵も拝見させて頂きました！！まさか描いていただける日が来るなんて！！凄く感動してます！イメージ通りでした！これからも更新頑張るので楽しみにしていてください！！ (2018年7月7日 0時) (
レス) id: c47121f885 (このIDを非表示/違反報告)
愛きゃん(プロフ) - 面白いです！続き楽しみにしてます！あと、よろしければ勝手ながら夢主ちゃんのイラストをモノクロですが描かせていただきましたのでよかったら見に来てください(><) (2018年7月5日 15時) (レス) id: fd02c8ba12 (このIDを非表示/違反報告)
jumpcontrolbear(プロフ) - AAaさん» すいません！外したつもりになってました、すぐに外します！ (2017年12月26日 23時) (レス) id: c47121f885 (このIDを非表示/違反報告)
AAa - 色々作ってるならオリフラわかりますよねすぐ外して下さい (2017年12月26日 20時) (レス) id: 6acbffbb3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：だし丸 | 作成日時：2017年12月26日 17時
