・ ページ25
大西 side
大ちゃんが力無く頷いて、2人で楽屋を出る。
大「俺、頑張ってたんやけどなぁ…やっぱ遅かったかなぁ…」
廊下を歩きながらそうつぶやく大ちゃん
流「そんなことない。大丈夫、きっと。」
大「でも、もうあれはカレカノやろ…」
流「本人に聞いてみなわからんよ。大ちゃんはあいくんのこと信じれへんの?」
大「それもそうやけど…」
大ちゃんをなだめながら自販機まで歩いていると、
?「〜〜〜でね、〜〜〜なんだよね」
?「〜〜〜〜〜〜なんかぁ」
あいくんとウイさんの話し声。
大ちゃんにもそれは聞こえたみたいで、ピタッと足を止める
多分あの自販機の隣に置いてあるベンチに座って話してんのかな
あいくん達には悪いけど、こっそり大ちゃんと一緒に2人の話に聞き耳をたてる
相「やっと共演できたね」
羽「そうやね〜ほんま長かったw」
相「俺ほんまにウイと同じ舞台に立てる時が来るって信じてたから。今まで良く頑張ったな。」
羽「うんっ。Aもよぉく頑張りましたっ!」
とっても仲良さそうに喋ってるし、あいくんなんて頭ポンポンしちゃってるやん…
大ちゃんはというと、もうほんとに泣き出しそう…
もちろん僕たちに気づいていない二人の会話は止まらないわけで、
羽「そういえばさ、今日家行っていい〜?」
相「え、急やなw」
羽「ちょっと最近ダンスとか不安な部分あったりするから、教えて欲しいし、なにわ男子のDVDも見せて欲しいの!」
相「あーね〜いいよ〜。一回家帰ってから来る?」
羽「そうする!!」
まって、あかんあかん!
そんな約束されたらこっちは真相聞けへんやん。
大「ごめん。俺、もう無理、!」
流「えっ大ちゃん!」
大ちゃんが耐えきれなくなってしまったようで走ってどこかへ行ってしまった。
追いかけようにもなんせ早すぎて、追いつけないし、今は1人にしてあげた方がいいのだろうと思った。
羽「あれ?大西さん?」
相「流星?こんなとこで何してるの??」
やばい。
大ちゃんの足音と僕がだした大ちゃんを呼ぶ声で、
2人にバレてしまった…
相「どしたん流星?」
俺は今ここで聞くしかないと思った。
というかなんにも危機感を持ってないあいくんに少しイラついてしまったのかもしれない。
流「あの、さ。聞きたいことがあるんだけど。」
相「聞きたいこと??」
羽「あ、私いない方がいい、かな」
流「ウイさんもいてください」
羽「あ、はい」
相「それで、聞きたいことって?」
169人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
檸檬の妹(プロフ) - まじょりて??*。?さん» はい!頑張ってください! (2022年12月18日 17時) (レス) id: 1fb600e1a2 (このIDを非表示/違反報告)
まじょりて??*。?(プロフ) - 檸檬の妹さん» 本当にありがとうございます🍀また何かあればよろしくお願いします! (2022年12月18日 17時) (レス) id: 1f31c06078 (このIDを非表示/違反報告)
檸檬の妹(プロフ) - jumpchi509さん» ぜんぜん大丈夫です!ご理解いただきありがとうございます (2022年12月18日 16時) (レス) id: 1fb600e1a2 (このIDを非表示/違反報告)
檸檬の妹(プロフ) - オ/リ/フ/ラ/外してください (2022年12月18日 14時) (レス) id: 1fb600e1a2 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - オリ‘フラ立ってますよ (2022年12月16日 16時) (レス) id: 40f7098858 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:まじょまじょ | 作成日時:2022年12月16日 14時