夢幻 30 ページ30
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「おじゃまします、涼介!」
「ん、どーぞ。」
翌日。
大ちゃんの言っていた意味は今もまだわからないまま。
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「A。大事な話があるんだ。」
「まって、涼介。先に私から話してもいい?」
…驚きだ。
Aの目は真剣そのもの。
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俺はAが好きだ。
愛してる。そう、こころの底から。
だからこそ、Aの本音を聞きたい。
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A。
俺もAの心を、Aを見つめるから。
君も、俺の中まで見て。
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「実は私、中島くんにキスされたの。」
「……。」
無言になったのは、気まずいとかじゃねい。
ちゃんと言ってくれたことに、
感動しているだけ。
嬉しくて嬉しくて。
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「知ってるよ。
だから、そんなに心配、しないでね。」
Aはほっと息をはいている。
大丈夫。
俺はAに惚れたんだから、
俺はAを、見捨てたりしないさ。
…なんてかっこつけてる気持ちは、
Aにはバレているんだろうな。
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さち(プロフ) - 山田くんの一筋なところが好きでした!これからも応援してます! (2017年10月28日 9時) (レス) id: 8963f2aaa7 (このIDを非表示/違反報告)
アル(プロフ) - 山田LOVEさん» いえいえ!こちらこそありがとうございます(´▽`) (2016年1月4日 18時) (レス) id: 75fa1c71c6 (このIDを非表示/違反報告)
山田LOVE(プロフ) - アルさん» 教えてくれて(´▽`)アリガト!今から読みに行きます('◇')ゞ (2016年1月4日 18時) (レス) id: 90898e5e56 (このIDを非表示/違反報告)
アル(プロフ) - 山田LOVEさん» 『絶対的主導権』という作品です。コメントで「アル」という太字があると思いますが、そこをクリックしてもらえばそこから見つけることもできますよ(´▽`)読んだら、ぜひ感想くださいね! (2016年1月4日 18時) (レス) id: 75fa1c71c6 (このIDを非表示/違反報告)
山田LOVE(プロフ) - アルさん» 分かりました!今から読みに行きます!なんというタイトルですか?? (2016年1月4日 16時) (レス) id: 90898e5e56 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アル | 作成日時:2015年12月5日 21時