年 齢 制 限。《Y.Ryosuke》

夢幻 24 ページ24

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「で、会うことになった…と。」

「うん。メールでとりあえず断ったんだけど、
話がしたいって。だから明日、会うことにしたの。」

「そっか…。」

「大丈夫、ちゃんと言うから。」





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たとえAが俺の彼女だと言って、
渡したくないと願っても、

Aが俺から離れたいといえば、
俺の願いは儚くちってしまう。



Aを束縛するつもりは無い。
自分の意見で、自分で決めればいいんだよ。

俺はそれに、従うしかない運命なのだから。




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「…涼介。
私は大丈夫だよ。
だからお願い。涼介は安心して？」

「A…。」

「私は涼介が好き。
それは変わらないから。」





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そうだよね。
かっこ悪いな、俺

彼女を、Aを心配させるなんて。





Aは自然体が一番可愛いのだからこそ、
心配させるようなことしちゃ、ダメだよね。


俺も、絶対的な自信を持っておかないと！！





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ちゃんと、ケリつけて欲しい。
だけど、こればかりは、俺が入る所じゃない。


A。好きだから。




せめて、心の中で願うばかりは許して欲しい。





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俺の元へ、帰ってきてね。

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