夢幻 13 ページ13
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A。その言葉を聞いた時、過剰に反応してしまった。
「え、どういうこと？大ちゃんは、Aを知っているの？」
「知っているも何も、俺とAは付き合っているから。」
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…やっぱり。
Aがこんな俺に、一途になってくれるわけないか。
やっぱ、そうだよなぁ。
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「…で、Aの話って？」
「ここじゃあれだし、外出よう。」
ここがコンビニのお茶売り場だということを完全に忘れて、男ふたりで話をしてしまっていた。
なんか恥ずいな。
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「Aから聞いた話っていうのは、山田、お前のこと。
Aは本当に遊び人で、俺だけじゃない誰かとも付き合っている。
俺はAに一目惚れしたから、告白してオッケイもらった時は嬉しかったし、Aが遊び人だということを知っても、
その気持ちは変わらなかった。
だけど最近、別れようって言い出したんだ。」
「…え、Aが？」
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俺はそんな話聞いていない。
…まさか、本命ができたってこと？
「本当に好きなやつができたから、だってさ。
山田さんー、とは聞いていたけど、まさか一番身近な山田涼介、だとは。」
待って。待ってよ大ちゃん。
頭が正常にならない。
たくさんの疑問が頭の中で踊り、
なかなか静まってくれない。
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「まぁそう混乱すんなって。
あ、じゃあ一つだけ、教えといてやる。
あと、俺はAが好きだけど、事実がわかった今、別れる以外方法は無いから、安心しろ。」
「で、何を教えてくれるの？」
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よーく聞けよ、なんて顔をする大ちゃん。
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「Aは、本当に好きになったやつにしか、自分から告白しない主義だよ。」
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さち(プロフ) - 山田くんの一筋なところが好きでした！これからも応援してます！ (2017年10月28日 9時) (
レス) id: 8963f2aaa7 (このIDを非表示/違反報告)
アル(プロフ) - 山田LOVEさん» いえいえ！こちらこそありがとうございます(´▽｀) (2016年1月4日 18時) (レス) id: 75fa1c71c6 (このIDを非表示/違反報告)
山田LOVE(プロフ) - アルさん» 教えてくれて(´▽｀)ｱﾘｶﾞﾄ!今から読みに行きます('◇')ゞ (2016年1月4日 18時) (レス) id: 90898e5e56 (このIDを非表示/違反報告)
アル(プロフ) - 山田LOVEさん» 『絶対的主導権』という作品です。コメントで「アル」という太字があると思いますが、そこをクリックしてもらえばそこから見つけることもできますよ(´▽｀)読んだら、ぜひ感想くださいね！ (2016年1月4日 18時) (レス) id: 75fa1c71c6 (このIDを非表示/違反報告)
山田LOVE(プロフ) - アルさん» 分かりました！今から読みに行きます！なんというタイトルですか？？ (2016年1月4日 16時) (レス) id: 90898e5e56 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アル | 作成日時：2015年12月5日 21時
