22.新たな情報 ページ25
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「さぁ、僕は条件をのんだ。大貴、いい加減情報を渡せ。」
俺と知念の交渉が上手くいった。
今度は俺たちを見ていた大ちゃんが話すばんだ。
「そうだな。…はっきり言えば、その宝の在り処を突き止めた。と言えばいいか。」
「っ！ほんとか！」
「あぁ。場所はこの先にあるあのどでかい城の地下倉庫。お前らもこの町を少しでもうろついたんなら見ただろ。あの城だ。」
あ、あの。
ここに来て1番に目に入った奥の城。あそこに知念の探してるものが…
「どおりで情報が手に入らないと思ったよ。あんな所に隠してあったら、情報網も少ないしな。」
「…どうやったら、そこに入り込める。」
「…あの城の警備は厳重だが、忍びのお前なら多分入り込むには簡単だ。問題は、山田だな。」
「え、なんで俺？」
「よく考えてみろ。いくらお前の身体能力が高いからと言って、知念のような何か能力があるのか？一応お前、アイドルがなんとか言ってたけど、それは何か特殊なものがあるのか？」
くそ、大ちゃんにこうも正論言われるとムカつくな
たしかに俺にはなんの能力もない。せいぜい体力があるくらいだ。
どうする…、俺は知念の助けになれるのか？
最初っから何も出来ないなんて話になんねぇよ、
「…大丈夫だ。そのへんは僕がどうにかする。」
「知念。」
「大貴、貴様がこいつが頼りになるって言ったから僕はこの提案に了承したんだ、僕が侵入の手口は考える。だから大貴、その地下の構造教えろ。涼介と僕の侵入方法はそれからだ。」
「…そうだな、わかった。ちょっと待ってろ。」
大ちゃんが部屋の奥に入って言ったのを確認して、一瞬の沈黙。
「…ありがと、知念。」
「別に。協力すると言ったんだ。
最後まで付き合ってもらわないと困る。」
知念の不器用な優しさ。
それがいつも以上に暖かく感じて、少しだけ安心した。
絶対、知念の力にならなきゃ。
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涼奈(プロフ) - いろは。さん» お返事たいへん遅れました！すみません！ありがとうございます！更新頑張っていきますのでよろしくお願いします！ (2018年12月24日 15時) (
レス) id: 9c1cc16d73 (このIDを非表示/違反報告)
いろは。 - こんにちは。とても面白いお話で、いつも楽しく読ませていただいています！無理のない程度に、更新 頑張ってください。 (2018年9月16日 23時) (レス) id: 0043e2938f (このIDを非表示/違反報告)
涼奈(プロフ) - ももかさん» ありがとうございます！更新ペースがバラバラですが必ず投稿しますのでこれからもよろしくお願いしますっ！ (2018年8月11日 16時) (レス) id: 9c1cc16d73 (このIDを非表示/違反報告)
ももか - 更新、楽しみにしてます！焦らず、頑張ってください！ (2018年8月11日 15時) (レス) id: 76b5a75f64 (このIDを非表示/違反報告)
涼奈(プロフ) - 未央さん» ありがとうございます！！更新遅れてしまいすみません、頑張ります！ (2018年8月11日 2時) (レス) id: 9c1cc16d73 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：涼奈 | 作成日時：2018年4月10日 17時
